上段分岐に見せかけて、実際の電気の流れは違った!旧式の配電線分岐手法!! その1
(現存せず。)
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古びた高圧配電線の分岐箇所は、近代の設備とは違った部分がある。
昔の分岐はちゃんと電源側と負荷側を意図して配電線の分岐を行っていたらしい。その一例をここで挙げよう。
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本題に入るその前に!手前側の引き通しも珍しい一面がある。
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こちらは高圧配電線は分岐していないが
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珍しく架空地線キャップで支線が支持されており、電源側の配電柱へ向かっているのが見えた。
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そしてその次!
こちらがその本題で、電源側と負荷側を意図した構造となっている。
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意味を示せば写真の通りである。
上部が引き留めとなっている場合は、その引き留め側が電源側となっていることが多い。
次いでその右下の引き通し側の両端は終端となっている。
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電源側はこんな感じ。
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こちらは振り分け引き留めとなっていた。
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次いで建柱年は1971年となっていた。
どうやら負荷側、電源側を意図した分岐については、その時代に普及していたようだ。
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ここで振り返るとこんな感じ。
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支線については、向かいのこちらでも架空地線キャップの上にて支持しているのが見えた。
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支線であるので玉がいしが2つ取り付けられていた。
しかしこの支線は、配電線よりも上部にある。雷撃に敵うのだろうか?
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<<<おまけ>>>
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暇だったんで、更新後の姿もちょっと見てきた。w
やはり更新後は、電源側、負荷側を意図しない最近の空中分岐となっていた。
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