鳥居型ならずのタイプ その4
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桜が満開を迎えた2012年(平成24年)4月7日、東京都中野区、杉並区へ古いタイプの撮影に向かった途中、中野区を流れる妙正寺川沿いにて鳥居型ならずのタイプを発見した!
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川沿いに古びた細い配電線タイプが立ち並んでいますが
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その中で腕金によって架空地線を支持している中間部分に注目です!
鳥居型ならずのタイプが確認できます。
まずは、左側にある腕金1本によって架空地線の引き通しをしている古い感じがするタイプから見ていきます。
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まぁ、こういったタイプは都内の東側(江戸川区)でも古いタイプとして確認することがありました。
こちらも1980年代に高圧用、低圧用の腕金を一度更新されていると思います。
中腹部にある低圧配電線付近も角ばったタイプの腕金が使われています。
また、細く古びた高圧配電線は張っているイメージの方が大きいですが
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ここでは桜の木々と接触しないように防護管が取り付けられているためでしょうか、大きくたるんでいます。
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そしてその隣に、肝心の鳥居型ならずのタイプがありました。
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高圧配電線を引き通しているクランプがいしは、ここでも2連タイプとなっています。
こういったことから、鳥居型ならずのタイプはある程度、両方向からの張力が加わるところで採用されていたものなのかと推測できます。
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