腕金が真新しいもので、3本のジャンパー線支持にピンがいし(既に現存せず)
東京都板橋区でも、中野区で発見できたように、腕金が真新しいものでも3本のジャンパー線支持に普通の高圧ピンがいしを使った旧式が確認できた。
場所については、北区で唯一発見できたピンがいしの近くだった。
高圧用腕金を取り換えたのにも関わらず、古くから使っていた高圧ピンがいしを流用したのは珍しい。
とはいえ、こちらももう今は現存はしていないものとなっている。
設備更新後は、高圧配電線は三相3線式から単相2線式のタイプへと変更されていた。
ご覧の通り、手前側の配電柱は離隔腕金を使った真新しいものになるのだが
それより電源側にある1本の両引き留め装柱は↓
ジャンパー線支持に旧式の高圧ピンがいしとなった古いものとなっていた。
まぁ、ここは高圧用腕金が一度更新されたので、そこだけ真新しくなっているのが不思議だ。
本来ならば高圧用腕金を更新すると、これまで取り付けられていた高圧がいしも交換するのが当たり前であるから、このような形で確認できることもかなり珍しいと思われる。
なお、変圧器への高圧引き下げ線を支えている高圧がいしは、耐塩高圧ピンがいしになっていた。
これは耐用年数稼ぎのため、あえて耐塩系の高圧がいしを使用したように見られる。
ご覧の通り、この高圧ピンがいしは、最近取り付けられたものではないのが見て取れる。
ボルトの部分を見るとわかるが、年季が入っているように思える。
続いてこちらは電源側(分岐側)の設備である。
こちらは、高圧用腕金については当時物のようで、横幅1500mmの当時物が使われていた。
なお、上部にある本線の引き通し側については、大分前にホースのように太い大容量のアルミ線へ更新されたようだ。
ピンがいしが残った方の反対側はこんな感じ。
続いて分岐側の横写真
写真手前側の銅線用カバーは、もう少しで外れそうだ。

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