架空地線キャップに腕金を追加して、雷撃からの遮蔽範囲を広げたもの(一通りまとめバージョン)
埼玉県の草加市、越谷市、吉川市などでは、高圧配電線をやり出しに配列する場合(クランプがいしの配列を3:0にする場合)については
架空地線の遮蔽範囲を確保するため、架空地線キャップに腕金を取り付けてその遮蔽範囲を広げたものが旧式のものとして実在している。
撮影地:埼玉県草加市
写真を使った説明はこうだ!
全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し装柱の場合は、架空地線もそれに合わせられるよう架空地線キャップに腕金を取り付けて、架空地線の遮蔽範囲を広げていた。
なお、架空地線キャップにある半円ボルトは、このように!腕金を支えるアームタイのバンドの取り付けを可能とする構造のものであったことも考えられた。
それからここは架空地線自体も珍しく、分岐先は被覆のある絶縁電線となっていた。
撮影地:埼玉県越谷市
(現存せず。)
ここは国道4号バイパスが旧道と立体交差する陸橋上である。
左手前であるが、こちらは珍しく、高圧配電線の配置が中央配列になっているのに対し、架空地線がやり出しとなっていた。
下段のやり出しに合わせたのだろう。
撮影地:埼玉県越谷市
高圧配電線の支持がDアームの場合も、架空地線をやり出しにしたものが実在しているようだ。
撮影地:埼玉県草加市
今度は、国道4号バイパスが東武スカイツリーラインを超える陸橋付近である。
1本だけ最新設備があるが、ここでは合計2本!架空地線キャップに腕金を取り付けて、架空地線の遮蔽範囲を広げたものが見つかった。
こちらはその内の1本目
高圧配電線は、両引き留めでやり出しとしている。
2本目はつい最近柱ごと設備更新されたようで、架空地線キャップにやり出しの腕金はなし。
2本目のプレート
2013年(平成25年)12月建柱とある。
続いて3本目!
ここはクランプがいしの間隔が、若干不均等を交えながらあるのも古そうだ。
そうとなれば、架空地線キャップには腕金も付く。
反対側はこんな感じだ。

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