お気に入りの種類 その1
がいしと腕金が2つず取り付けられているこのタイプ(がいし2連)
お気に入りの種類その1
それは、クランプがいしと腕金が2つずつ取り付けられているこのタイプである。
お気に入りの理由はこうだ。
電柱を好きになってその後まもなく、丁度通っていた幼稚園の前にこの種類があったのだ。
しかしそこにあったものは既に柱ごと更新されているので、写真は別のところで撮影したものを掲載する。
かつては東京23区でもあちこちにあったのだが、最近ではこの種類は減少傾向にあり、どんどん新しいものへ交換されている。
交換後はもちろんがいしと腕金は2連(抱腕金)にはならず、単一腕金となっている。
もしくは高圧耐張がいしによる両引き留め装柱に更新されている例もある。
というわけで、私の居住地では既に、中々この形を見かけることがなくなった。
しかし東京の多摩地域や神奈川県は例外、あの辺には何故かこの種のものが集中的に点在している場所がある。

撮影地:東京都葛飾区環七通り外回り
※写真の電柱ももう既に現存していない。この箇所もやはり単一腕金へ更新されている。

こちらは木製電柱バージョンにて!

木製電柱バージョンでの発見はかなり珍しい。
唯こちらは、変圧器が土台不使用のものとなっていて、そこだけ近代構成となっている。
なお、この種類に関してはやはり、急角度の配電線の引き通し箇所で多数採用されていたように思われる。
ちなみに写真のものも今は現存していない。がいしと腕金はやはり、単一のものに更新されている。
詳細はこちらで紹介

撮影地:東京都町田市相原駅付近

ダブル変圧器バージョン
こちらはダブル変圧器ありバージョンである。

この場合、変圧器への引き下げ線を支持している腕金が箸のように見えてしまうのだが気のせいか?w
それからやっぱり黒と白の6つのクランプがいしは、6つ目のように見える。ww

撮影地:東京都足立区

かんざしバージョン
ここでは最上部に張ってある架空地線という地線の支持に使われている鳥居型ならずが、まるで「かんざし」のように見えるのだ。w
というのは矢印で示したものだ!
架空地線は雷の防御策として架空の電線を配電線より上の最上部に張って、そこに落雷するようにしている。
いわば避雷針ならず避雷線の役目をしている。これを架空地線という。
他には誘導雷対策としても結構活躍するようだが、専門過ぎるからここで触れるのはここまでにしよう。w

撮影地:東京都杉並区

向かいにも旧式があるバージョン
ここは、左側にお気に入りのがいし、右側も古いようで、変圧器の固定方法は吊り下げ方式を適用したハンガー装柱となっている。
両サイドに旧式が残る光景はさぞかし最高である。w
しかし今はもうハンガー装柱の方は現存していない。
がいし2連の方だが、ここでは微妙な角度の高圧配電線を振っていた。

撮影地:東京都足立区

2段重ねバージョン

お気に入りのがいし2連
こちらは2段重ねバージョン(2回線)だ。

撮影地:東京都瑞穂町

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