お気に入りの種類 その2
鳥居型付きならなんでもOK!
やっぱり2つ目は、東京電力管内で昭和40年代に普及し始めたこの鳥居型である!
架空地線が登場した初期の頃は、まだ腕金による支持が多く、架空地線の引き留めや分岐箇所では、鳥居型がよく確認できた。
今でもなお、千葉の方へ行くと多数の鳥居型が国道6号沿い残っている例もあったが、それも今や無電柱化に伴い、現存はしていない。
昭和40年代から現存していそうな鳥居型を見つけると必ず写真を撮る。w
「最近の電柱は個性がない」とか言われるが、ホントそうだと思う。w
やはり鳥居型はないとだめだ。
それから高圧の配置も、鉄筋コンクリート柱を挟んでクランプがいしを2:1で配置したものでないと
3:0配置よりも2:1配置である。
大きく突き出た離隔腕金は、正直なところ好きではない。

撮影地:千葉県流山市の国道6号(水戸街道)上り線側
無電柱化されたため、現存していない。

鳥居型は同じだが、こちらは組み合わせが珍しい。
鳥居型というのは、3本の高圧配電線を中央に配置する場合や2:1に配置させる場合に採用されるが
ここは全ての高圧配電線を片側へ寄せた状態での発見となった。
千葉で発見できる鳥居型はこの場合、確実に架空地線も片側へ寄せられることが多い。
恐らくこちらは例外として、架空地線の張力的な問題でそのレアな構成となったのかと思われた。
しかしこの鳥居型も既に現存はしていない。
なお、ここも同じく国道沿いということもあってか、錆が凄かった。

撮影地:千葉県柏市の国道6号(水戸街道)上り線側
同じく無電柱化されたため、現存していない。

3本の高圧配電線が中央配置による鳥居型
千葉ではまだまだ、昭和40年代に普及していたであろう鳥居型を多数目にすることがある。
東京23区では既に減少傾向にあるが、千葉だけはまだまだこれが多く、タイムスリップしたような感じになる。w

これぞ正しく昭和40年代の形である!
波立つジャンパー線支持がいしが耐塩皿がいしや高圧ピンがいしになっていればさぞかし・・・
その完全なる当時物は以下で紹介!

撮影地:千葉県松戸市

鳥居型もがいしも完全なる昭和40年代物!
昭和40年代に普及し始めた鳥居型の発見については、圧倒的に千葉や神奈川に多い感じがするが東京23区も負けているわけではない。w
ここでは住宅が密集している東京都大田区や品川区で鳥居型を目にすることがあった。(2011年時点)
住宅が密集していると更新が追いつかないこともあったのだろう。
特に道が狭ければ・・・
さて、こちらの鳥居型だが、鳥居型、それから波立つジャンパー線の支持まで完全なる当時物となっている!
ジャンパー線の支持に関しては、お茶碗のような耐塩皿がいしによって支持されている。

撮影地:東京都大田区

引き留めの鳥居型

こちらはまた撮影地が千葉になる。
千葉では松戸や柏、船橋辺りにやたら鳥居型が多い気がする。
あの辺は海に近いこともあってか、結構錆ついたいい感じの鳥居型を発見できることがあった。

撮影地:千葉県松戸市

引き留めの鳥居型・こちらは変圧器ありバージョン

ここではまた昭和40年代の住宅街によくありげの鳥居型を発見した。
なおここでは、雷によって雷サージ(誘導雷など)が発生した場合に備えて、3つの黄色のカバーのある避雷器も取り付けられている。
避雷器は雷によって発生した過電圧を逃す役割を持っているが、近年はこの手の避雷器も廃止が相次いでいるようで見かけなくなった。

撮影地:千葉県松戸市

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