孫惣線を追跡! その7
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ここでふと
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上を見上げてみれば、D型腕金なんかあるはずないのに、高圧配電線は縦型配列になっていた。
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次は普通に水平配列であったから、ここでは電線をまとめて固定しているように思えた。
それにしてもこの高圧ピンがいし2連の廃電柱、何か物足りないような。
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それはといえば!真ん中の高圧ピンがいしがないことだ。
ちなみにこれは東電管内でも、クランプがいしでのバージョンを見たことがあったが、撮影には至らなかった痛い思い出もある。
そのリンクをここで貼っておこう。2016年まで現存していたようである。
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それからアームについては、ここはアングルではなく腕金となっていた。
こちらもまた昭和の終わり頃に、アームだけ設備更新したとでもいうのだろうか?
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29号のプレート
この先に後60本もあるのか
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続いて30号柱
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上部構成は、高圧耐張がいしを1個ずつ使用した両引き留め装柱であったが、この辺からはアングルではなく、腕金を使用したものもそれなりに見つかった。
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30号のプレート
上にあるNTTのプレートは、相変わらず未更新の電電公社時代のマーク。
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続いてこれが31号柱
こちらは電線に引っ張られているようで、少し木柱がしなっていた。
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引き通しについては、先ほどのものでは腕金も見つかったが、こちらはアングルを使用したもので、高圧ピンがいしを2:1に配置させた昭和感ありありな引き通しだった。
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31号のプレート
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31号の反対側写真
ここでは、目の前のカーブしている高圧配電線に引っ張られているから、後ろには支線も張ってあった。
林道は無理やり削って切り開いたような感じもした。
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アングルを使用したものだと、アームの部分は黒んでいるかのように見える。
なお、アングルの取り付け向きについては、負荷側向きのようである。
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こちらが32号柱
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ここまで来ると、本当に戦前、戦中のような感じにしか思えてならない。w
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32号のプレート
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33号柱は、高圧配電線は林道とは逆向き配置。
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上部は変わらぬ構成。
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33号のプレート
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続いて34号は、少し傾きが発生していた。
それとここは、この先で土砂崩れがあったようで、1本減っていることに後で気が付くことになる。
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電話線以外は、全て寸断。
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34号のプレート
続いて、この次は35号になるはずだが
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土砂崩れがあったのか?1本飛んで36号柱となっていた。
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こちらもやはり電線が寸断されていた。
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36号柱のプレート
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続いて37号柱
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37号柱のプレート
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お!
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ここでようやく、林道孫惣谷線に入って最初の1本目に相当するH柱が見えてきた!
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