孫惣線を追跡! その9
|
林道 孫惣谷線に入った後は、ずら〜っと木柱が続いていた。
建柱車は入れないから、この先は、今の近代的な鉄筋コンクリート柱はないことだろう。
|
|
ここでもう一度、41号柱を振り返るとこんな感じ。
|
|
これでは電気は流せませんな。
結局、こういうメンテが大変だから、今まで使っていた箇所は、電気流さぬまま放置して、ショートカットさせたのだろう。
あの緑の謎のパイプの中に、CVTケーブルを通してショーカットさせているのだろうか。あの辺から活線区間が続く。
|
|
今後は自然に朽ちるのみ。
それにしても、2014年の大雪によく耐えたもんだ。
あの頃の設備は素晴らしい。
この辺、近隣でいう奥多摩湖ロープウェイもそうだが、あの頃の設備は、意外にも何十年経ってもへこたれることもなく丈夫なもんだな。
|
|
あっでも、お次の42号柱は危ない!
尊い犠牲者が・・・もうすぐでへし折れそうだ。
|
|
左カーブしているから、張力軽減のため、ここはあえて左側に高圧用アングルを向けて抱アングルにしたのだろうが、伸び放題の木々を長年メンテされていなければ無意味である。
でもこれは、雪というよりも木々に電線が引っ張られて折れたように見られた。
|
|
木柱の中腹には亀裂が・・・バキっと折れそう。
|
|
上部の死線は、たるみの余裕がないほどまでにピンと張っているのだった。
やはり、どこかの木に引っ張られているのだろう。
|
|
でも、一応右側には支線も張っているようだ。それは結構錆びてはいるみたいだが・・・
それでもやはり、自然の力には負けるのか。
高圧ピンがいしも敵わず、傾いているのが見えた。
|
|
えらいこっちゃ
|
|
そして、下の方を見てみると、恐らくこの林道のキロポストの標識であろう、0.5km進んだことを示したものが見えた。
林道にキロポスト標識があるのも、ある意味珍しいか?
それにしても、ひぇ〜、後、3.5kmもあるのか
登坂の3キロはきついぞ多分w
帰りは早かった。
|
|
42号柱のプレート
|
|
それで、この後はしばらく、構内用廃電柱の姿はなかった。
|
|
あり!、この先はもしかして、木なんかに引っ張られている単純なパターンではなくて、林道の外に、柱ごと落っこちたパターンか!?
そういや、道がセメントで固められてるもんな。
以前あった位置を推測すれば、恐らく上記写真の中央ぐらいの位置にH柱があったものかと思われた。
|
|
なぜならば、その右側がちょうど開けており、その先に勾配を上がるH柱なる45号柱を確認したからである。
でも、撮影時はそんなことに気が付かず、唯ある道を進み続けていた。
|
|
この時の現在地は、多分この辺りだろう。
|
|
次にしばらく坂を上がって見えてきたのが、こちらの45号柱だった。
ということは、これは3本ぐらいの木柱が林道の外側に落ちてるな。
それか除却されたか(←なわけないか)
|
|
45号柱の下り側は見ると
|
|
電線が垂れ下がっていた。
今は電気は流れていない死線だから、これは別に触っても問題なかろう。
だがここは、触る気にはならなかった。w
|
|
上部はこんな感じ。
|
|
幻想的だ。
|
|
45号柱のプレート
|