単相交流のがいし2連 その1
ここからは単相交流2線式による高圧配電線路の引き通し箇所で確認できたがいし2連を見てみよう。
今回は東京都中野区での発見となった。
種類的にはこれは、クランプがいしを2:1に配置させた基本形になろうかと思うが、こちらは単相交流2線式となっているから、真ん中には1本高圧配電線がないものとなっている。
やはりがいし2連は、急角度で採用することもあったのだろう。
しかし現在では、こういう急角度は高圧耐張がいしの両引き留めで済ませることが増えてきているから、最近ではこういったタイプの新設も見かけなくなった。
同様に低圧配電線である動力線も低圧ピンがいしは2連にはせず、両引き留めにするか、引き通しにしたとしても動力用腕金も単一の1本の腕金で済ませることが多くなった。
しかしここでは珍しく、高圧、低圧の両方ががいし2連となっていた。
クランプがいし、低圧ピンがいし共々、ここでは2つずつ取り付けられている。
低圧はこちら!低圧配電線の動力線部分にある3本中2本の引き通しの低圧ピンがいしが2連となっている。
そしてここでは、あのキストラップも現役であった。
そのキストラップも腕金が2つずつならんでいるから、2枚ずつある。
しかしここはあまり錆びが見られない。

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