がいし2連同士交差!
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がいし2連タイプは、都内東部(23区)では中々見ることができませんが、都内西部(多摩西部)の方へ出かけると沢山見ることができるのです。
今回は、多摩西部で発見した数々のがいし2連の中から、がいし2連同士交差している珍しいタイプがあったので掲載です!
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今回は国道411号線沿い(滝川街道)沿いでの発見となりました。
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珍しくがいし連同士交差しています。
しかも、コン柱最上部にはパンザーマストが継ぎ足されています。
今となっては中々見られません。(中々というか、もうがいし2連同士の交差は全く見られないかもしれない)
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がいしが6つずつ取り付けられている2連続の高圧用腕金には一度、鳥の巣が作られたようで現在は巣避けの棒が立っています。
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架空地線支持用の腕金は、架空地線同士交差しているのにもかかわらず、鳥居型ではありません。
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90°ずれて撮影!
アームタイは角ばったタイプが使われていると思ったのですが、角ばっているのではなく、ここでは鋼板タイプが2枚取り付けられています。
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さらに90°ずれて撮影!
反対側は錆の色が目立ちます。
1970年代後半〜1980年代前半頃のものかと思われます。(クランプがいしの製造年は1980年代のものでした。)
元は中実がいし2連続による引き通しタイプだったかもしれないです。
そして、右写真の通り、建柱年自体は1961年と古いようですが、上の方は一度更新されたのでしょう。
高さは13メートル、いつもより3メートル程低いので、パンザーマストが上部に継ぎ足されているわけです。
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さらに、もう90°ずれた場所からの撮影はこんな感じで!
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高圧配電線は左へ向かって右へ向かっている急角度なのでがいし2連が採用された可能性が高いです。
次に更新された時には普通の耐張がいしのタイプへ交換されてしまうと思います。
↑(これまで、こうなってきたタイプを多く見てきましたので)
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