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最近の配電設備の行方
題名の如く、最近になって配電線の電柱上で見かけることが多くなってきた新種タイプをひたすら掲載するページです。

こちらは銀ピカの最新設備
最近では、耐張がいしの連結部分のカバーをなくして新設を行っているタイプも多く見かけるようになってきました。
わかり難いので、画像で表すとこんな感じ。


従来まではカバーがあったもの(左写真)が新設のもの(右写真)では見かけなくなりました。
唯、既設のものから慌てて取り外すということはないように見受けられます。
ここのカバーをなくすだけでも、少しはコスト削減にもなるかと考えていましたが、実際はどうなのでしょうか?
また、従来までは黒のカバーがあったのがなくなり、銀に光輝いているので、個人的には見かける度に何かが物足りない気もしてきます。
それ以外に、夏場の雷多発地域(ゲリラ雷雨)では雷害対策として、限流素子(酸化亜鉛系のもの)を内臓した限流ホーンと呼ばれる装置を取り付けているタイプも見かけるようになりました。

新登場の限流ホーンについて!
この限流ホーン、通常は絶縁体のようですが、雷による異常電流が流れた時のみ導体となり、高圧配電線の断線を防ぐのだそうです。
限流ホーンが急速に増えたのは、2012年の9月頃からだと記憶しています。(もしかすると夏に入る前には既に?)

今のところ、見かけたのは2種類!
 
今のところ、種類はギザギザでないタイプとギザギザであるタイプの2種類を見かけています。
↑(特に見かけるのがギザギザしていない左のものです。)
ストリートビューで確認を行ったところ、栃木県や群馬県では、数本連続で取り付けている光景が確認されました。
上記2県は、夏場になると雷が多発する地域なので、既に取り付けを徹底しているように見られます。
また、埼玉県では、住宅街では大量に見ることが少ないですが、畑道等、周辺に高い建物がない場所では、ほぼ全ての柱にそれを取り付けている光景が確認されました。
埼玉県内では限流ホーンを取り付ける為に、配電柱の移設をしているところも多くありましたが
栃木県や群馬県では、移設をせずに既設の配電柱の高圧用腕金の両側に、後から限流ホーンを取り付けているタイプも確認されました。
限流ホーンは、引き通しや両引き留めタイプで確認することが多いですが、終端部に取り付けていることもあるようです。
都内でも府中市や立川市で数本程確認しています。
しかし、都内の東側の地域(23区)ではまだ確認していません。(2013年10月4日現在)
都内の東側では足立区で限流ホーンが確認されました。数はまだ少ないようで、試験用のものと思われます。(2014年4月5日現在)
取り付け方は、全ての配電線(各相)に取り付けるのではなく、必ず両端の配電線(両端の相)限定で限流ホーンを取り付けているようです。
全部の相に取り付けるタイプも中にはあるようです。
(神奈川県では、隣合わせの相に取り付けているタイプも確認済み。)
こうして、場所によっては取り付け方がやや異なっていたりも!
さて、上記写真のような普通タイプの耐張がいしによる両引き留めタイプの場合は
両側のジャンパー線支持のがいしは限流ホーン付きのクランプがいしになっていて、真ん中は限流ホーンなしの中実がいしになっています。
従来のタイプとは、少し異なる構成です。
架空地線は張らずに腕金だけを取り付けるものも

それから、限流ホーン付き配電柱には、かつては架空地線支持用として多く使っていたものであろう、架空地線を張らずに避雷針代わりとした腕金のみを取り付けたものも増えています。
(腕金は勿論、避雷針の役目をしているようなので、赤色の接地線によって地中へと接地されているようです。)
こちらも限流ホーンとセットであるという感じです。
一方で、限流ホーンを取り付ける為に、わざわざ配電柱ごとの移設を行った箇所では、架空地線を残しているところもありました。


上記写真は高圧配電線を引き留める終端部の装柱で確認されたものです。
両側の相のみ、限流ホーン付きクランプがいしが確認できます。
また、架空地線ですが、ここでは廃止せずに最上部に残っています。
(2013年4月8日撮影)

何れにせよ、腕金を取り付けているのは、高圧配電線より配電柱自体に落雷し易いように設計されているからなのかもしれません。避雷針代わりのような感じですね

避雷針そのものも
 
山梨県内では正に、避雷針そのものを取り付けたようなタイプが新たに出現!!
今のところは最上部に腕金を取り付けるタイプを見かけるのが殆どですが、今後はこういったタイプも増えていくのでしょうか?
(2014年9月18日撮影)
おまけ
その他いろいろと最新設備を・・・

スペーサーを使って、高圧需要家向けに取り付けられている区分開閉器装柱までを結んだ配電線の例
高圧用上部形状については、右側は特大サイズのDアームで左側はいつもの水平腕金となっている。
また、ここで各配電柱の頂部にある避雷針代わりをしているものについてだが、腕金ではなくアームタイのようなものを使っている。

↑先ほど左側に見えた中ほどのものは、変圧器への引き下げ線支持の長い腕金が目立つ。
区分開閉器を取り付けた開閉器装柱や変圧器を低圧本線よりも下部に取り付ける場合はこういう形になるらしい。

こちらは先ほどの区分開閉器を取り付けたものの1本手前にあったもの
ここでは、ジャンパー線支持に限流ホーンを添えたクランプがいしと中実がいしが混ざる。
また、旧来は、腕金を1本、1本ご丁寧に組んでFアーム(初代のFアーム)に形成させたものによって配電線を離隔させていたが、今では離隔腕金や特大サイズのD型腕金を1つ使えば、配電線の離隔なんてものは済んでしまう。
(これも丸みを帯びたアームを作ることが可能となった技術革命の1つかw)

撮影地:埼玉県飯能市

がいしの隣に黒の物体 その1

安曇幹線の撮影終了時、帰り際の山道にて高圧離隔装柱用腕金にも、限流ホーンを備え付けているタイプを発見!
耐張がいしによる両引き留めタイプのようですが、やはり両側の相に取り付けるのが主流になっているようで、真ん中は普通の中実がいしになっています。

撮影地:埼玉県南埼玉郡

がいしの隣に黒の物体 その2

移設をした後、新たに新設!

がいしの隣に黒の物体 その3

単相交流タイプの配電線にも!終端部にてクランプがいしの隣に限流ホーン!

がいしの隣に黒の物体 その4

がいしの配列2:1の基本水平配列のタイプでも勿論確認!

がいしの隣に黒の物体 その5

がいしの配列3:0の両引き留めタイプにも!

引き留めタイプでも終端部に取り付けるタイプがあるようです。

引き留めながら!がいしの隣に黒の物体 その1

撮影地:埼玉県草加市
ついに!埼玉県の草加市にも限流ホーンの波が到来です!(笑)とはいえ、群馬県や栃木県程に数があるようではないようです。
南埼玉郡同様に、限流ホーンを取り付ける為にわざわざ移設を行った所でも、架空地線を残している光景が確認されました。
また、既設のものに増設するタイプも見られました。

引き留めながら!がいしの隣に黒の物体 その2

やはり、両サイドの相のみに限流ホーン!

撮影地:東京都府中市
都内では府中市、立川市にて、D型腕金に限流ホーンを取り付けているタイプも見られました。

D型腕金でも!がいしの隣に黒の物体

そして!ついに、D型腕金にも限流ホーンです!

<<天切りがなくなった高圧ピンがいし!>>

従来までは高圧ピンがいしの頂部に溝(これを天切りという)がありましたが、最近では横配列の電線(主に変圧器への高圧引き下げ線や高圧線の立ち上がり箇所)の支持でしか使われることがなくなったためか
最近では、溝のないピンがいしも登場し始めています。

撮影地:埼玉県南埼玉郡
溝がなくなった高圧ピンがいし

<新たな力率改善装置>
千葉県花見川区の工業団地にて発見!
これは、配電線の力率を調節するためにあるようです。
具体的には、昼間と夜間とでは電力の使用量が違い、昼間は高圧需要家内にあるコンデンサーが力率をいいように調節してくれるのだが
これが電力の使用が少ない夜間でも力率をいいように改善しすぎてしまい、電力会社の配電線にも良すぎる力率が出てしまう。
それで、受電する側の電圧(受電端電圧)が送電する側の電圧(送電端電圧)よりも高くなってしまうのだそうです。
それをフェランチ効果といい、その対策として、こういった装置を負荷が多い工業団地に設けているのだそうです。
撮影地は千葉県となりましたが、埼玉県などでも確認しています。
各装置を上から見ていきますと、まず、開閉器があります。
その下にもさらにスイッチがあり、こちらは保護開閉装置というようです。(花見川区は塩害地区なので、強化耐塩型の保護開閉器装置が使われていました。)
そして!その下にあるのが分路リアクトルと呼ばれる力率改善装置になるのだそうです。
古くはこういうものもあった!
上記写真の分路リアクトル装柱とは構成が異なるようですが、古くは、配電線の力率改善装置としては直列リアクトルと放電コイルを用いた構成のものがあったようです。
沢山あったのかどうかは不明ですが、文献に記載がありました。
参考にした文献:共立出版株式会社 昭和38年8月発行 標準工学シリーズ10 「送電と配電」

さらに!最近では
<<今まで上段にあった変圧器への引き下げ線支持用のがいしを取り付ける腕金は省略し、高圧用腕金に変圧器への引き下げ線支持のがいしを直付けしたものが、新規格として!少しずつ増えています。>>

従来までは、上段にある高圧用腕金に垂直になるようにして、また下段では変圧器を置く土台が腕金により形成されていましたが
2014年(平成26年)4月頃より、下段では土台は作らず(土台なしのトランスは2000年代前半頃には既に登場)、上段では高圧用腕金に変圧器への引き下げ線支持用のがいしを直付けするタイプが知らず知らずの内に増えています。
今までは下段にも変圧器の土台があった。
昭和初期〜昭和30年代頃までは
腕木によってこの土台が
形成されているタイプが登場したが
1960年に入ると、腕金によって
土台を形成するタイプも増えていった。
その後は1980年頃に腕金を使わない
丸型仕様の土台も登場していたようだ。
(これは特に都内の都道沿いでよく見かける。)
上段にも高圧用腕金と垂直になるようにして
変圧器への引き下げ線を
支持するがいしを取り付けた腕金がある。
下段にて、その丸型土台を
使っているタイプである。
上段にはちゃんと
高圧用腕金と垂直になるようにして、
変圧器への引き下げ線支持用のがいしを
取り付けた腕金がある。
2003年(平成15年)頃にも一度
簡素化が始まったが、当時はまだ
上段にもがいしを取り付ける腕金があった。
ここで当時の簡素化した部分についての説明を行う。
これまで下段にあった高圧カットアウトを
取り付ける腕金は省略された。
よってそれからは
高圧カットアウトはトランスから伸びた
アームに取り付けるようになった。
また、2008年(平成20年)には
上段に2本あったトンボ腕金が1本になって登場した。
2014年(平成26年)4月から
これを
さらに簡素化!
近年では、高圧用腕金に変圧器への引き下げ線支持用のがいしを
直付けするタイプが増えつつある。
下段には長い2000mm仕様の腕金が使われていると思われる。
そこでは、アームタイレスバンドが使われているので
従来のように、この腕金にはアームタイはない。
(高圧用腕金にはしっかりとアームタイがあり結構補強されているようなので
下段では不要となったのだろう。)
上記写真は低圧本線よりも下にトランスを取り付けているタイプになりますが
低圧本線よりもトランスを取り付ける場合も同様に、この新規格が適用されるようです。
今後はコスト削減のため、高圧用腕金に変圧器への引き下げ線支持用のがいしを直付けするタイプが増えていくと思われます。
地方で見かけたような構成が東京電力管内の電柱でも増えつつあります。
開閉器付きの場合はリード線から変圧器への引き下げ線を取り出し!
開閉器付きの場合は、高圧用腕金に変圧器への引き下げ線支持用のがいしは直付けせず、直接そのまま開閉器のリード線から引き下げ線を取り出している。
但し、これは変圧器を低圧本線よりも上に取り付ける場合に限るのだそうで、低圧本線よりも下に変圧器がある場合は、特大サイズの腕金を2本使い、変圧器への引き下げ線を引き下げています。

直付けタイプを紹介!

変圧器への引き下げ線支持のがいしを高圧用腕金に直付けしているので、個人的には題して「直付けタイプ」と呼んでいます。

低圧線より下に変圧器を取り付けているタイプで直付け仕様!
撮影地:神奈川県伊勢原市

直付けタイプを紹介! その1

撮影地:神奈川県平塚市

直付けタイプを紹介! その2

低圧線より上に変圧器を取り付けているタイプで直付け仕様!
撮影地:東京都足立区

窮屈な感じで直付け! その1

そして!翌年の2015年(平成27年)3月頃からは!

<高圧需要家引き込み開閉器を省略したものが新しいタイプとして登場!>

ここで、高圧需要家引き込み開閉器とは、高圧需要家への高圧引き込み線の分岐点にある区分開閉器のことを示します。
この箇所で使われる区分開閉器は、気中開閉器(AS)が多かったですが、2015年からは取り付けが省略されることになったようです。
これは今のところは、最近開店された大手コンビニチェーン店の高圧引き込み線の分岐で見ることが多いです!

この通り!
従来まではこの位置に開閉器がありましたが
2015年からはその取り付けが省略されました!

 

高圧引き込み線を分岐するポーズといえばやっぱりこのポーズ!
1990年代は避雷器があるものも多くみたような記憶がありますが
しかし、近年では、避雷器を取り付けないものも、それなりに多く見かけるようになっていました。

従来は場所によっては、東電側の配電柱に「高圧需要家引き込み開閉器があるよ」ということを示すプレートまでありました。
需要家名まで丁寧に書かれていました。

さらには、かなり前には、こういうのもあった!!w
ここでは、右側にあるのが東電の配電柱で、左に見えるのが高圧需要家側にある構内第一号柱です。
昭和30年代〜40年代は、電流が少ない区間(20A未満の線路開閉用)に限っては、ダルマスイッチを使っていた時代もあったようです!
写真右側の東電の配電柱側ですが、引き込み線を支えている高圧用腕金に、3つの黒い塊みたいのが見えます。
これは確実に!がいし型開閉器だと思います!

ご覧の通り従来あった開閉器はなく(黄丸印)
そのままワイヤーの空中分岐を使って高圧引き込み線を分岐しています。

こちらは設備更新した際に高圧需要家引き込み開閉器を取り外したようです。

開閉器がなくなっています。
従来はこの通り開閉器などのスイッチがありました。
ところが今は!ご覧の通り!
ワイヤーを張った空中の中間分岐で、高圧引き込み線がそのまま高圧需要家へ分岐されています!
一部では更新時に、既設から取り外したものも確認できました。

<一方でこちらは?2016年(平成28年)登場の?新手の電圧調整器!?>

群馬県桐生市の国道122号の山道を下る途中に発見しました!
(ストリートビューを見ると、2014年の時点では写ってはいませんでした。)
製品名がわかればある程度わかるのですが、夕暮れであったため、製品名の詳細撮影は断念しました。
負荷が少ない山道にあるため、電圧調整器でしょうか

撮影地:千葉県市川市

新手の開閉器

その他

<<塩害や強風対策によるものと考えられる、「見られる地域限定!」の新しいさまざまながいし>>

変圧器への引き下げ線支持用のがいしにクランプがいしによ〜く似たがいしを使用!こちらは千葉県限定?(登場時期:2009年頃には登場していたものかと)
強風によって海から吹き付けられる塩分により、電線とがいしを固定するバインド線の切れを防止することが目的なのかもしれません。

撮影地:千葉県君津市・海岸沿いの重塩害地区にて

上向きの変圧器への引き下げ線支持用にクランプがいし似のがいし

必要に応じて取り付けられている上向きの変圧器への引き下げ線支持用にクランプがいしにそっくりながいしを使用!

中実がいしの周りを囲う黒い器状のもの!防塩皿がいし?

まるで、昔の耐塩皿がいしのようにがいしの周りを黒い器状のものが囲んでいます。
このがいしが確認できたのは、神奈川県茅ケ崎市、平塚市です。都内や千葉県では今のところ発見はできておりません。
ストリートビューによりますと、2011年には既に登場していたようです。

撮影地:神奈川県平塚市

中実がいしの周りを囲う黒い器!

ジャンパー線、縁廻し線支持の中実がいしの回りを囲む謎の黒いカバー!恐らく重塩害地区用のものかと!

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