見るからに古そうなタイプ
(現存せず。三相交流3線式高圧配電線から単相交流2線式高圧配電線に取り換えられている。なお、分岐に関しても空中分岐となった。)
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江戸川区篠崎地区にて、またまた古そうなタイプを発見
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負荷側から見ていこう。
まず1本目
高圧配電線についてはここで終端となっているのだが
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ここでは珍しく、低圧配電線区間にかけて、架空地線が続いておった。
現代の設備では絶対ないようなものである。
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続いて2本目
高圧用腕金が負荷側向き(車道に対して右向き)という古いタイプならではのものが出てきた。w
架空地線の支持についてだが、ここは東京都内のため、片側へ寄せられている3本の高圧配電線に合わせて、片側へ寄せられていない。
ちなみにこれは千葉だと必ず寄せられる例が多い。
なお、高圧用腕金を支えているアームタイについては、手前側にアングル、それから奥の方に平べったいものと合わせて合計2つ取り付けているようだった。
ちなみに現在のアームタイは丸型1つが基本である。
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建柱年は1968年とあった。
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続いて3本目、両引き留めである。
こちらは特に高圧用腕金のすぐ下にある短い動力用腕金が当時物っぽい感じがする。
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ちなみにこちらの建柱年は先ほど比較して1年若く、1967年とあった。
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分岐元はこんな感じ。
本線は更新されているが今追跡してきた分岐先のみ古いようだった。
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