| 神奈川の幅狭タイプで！初代のFアーム！！ その２ |
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今度は変わって、神奈川県川崎市宮前区での撮影となった。 神奈川については、東京や千葉で見かけた幅の広いものよりも、やはり幅の狭い（腕金の本数を少し減らした）簡易型の初代のFアームが数多く目立つ。 幅の広いものについては、現在のところ未確認である。 ここもまた2本連続での発見となった。 |
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しかしこちらは、少し珍しい種類での発見となった。 まずは1本目だが、今度はなんと！引き込みの開閉器付きだった。 |
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しかも高圧配電線引き通しには、がいし型変流器(変流器内蔵がいし)が使われていた。 この組み合わせでの発見は、そうないであろう。 それから架空地線も取り払われずに残っていた！ 完璧である。w 唯、架空地線を支持しているやり出し改造版の腕金にアームタイがないのが不自然である。 |
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続いて2本目！
こちらはなんと！腕金2連続(抱腕金)のものとなっており、引き通しのクランプがいしも2連のまま残っていた！ 腕金を2連にしているのは、左へややカーブを振っているからだと思われた。 腕金ごと2連にしているFアームは、2代目のFアーム、それから近代大いに普及している3代目のFアーム(形はFアームとはいえないものだが)に相当する離隔腕金では見られない。 |
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なお、架空地線については、現状はここで仮留めされている状態であった。 しかし変わらず、やり出し改造版の鳥居型には、アームタイは見られない。 |
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1本目の神奈川式の初代のFアームを含めた反対側はこんな感じ！ |
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この形であれば、一応、低圧配電線も併架することができる構成かと思われるが それに関しては、鉄筋コンクリート柱で普段のように引き留められているのであった。 Fアームで支持しないのは、低圧配電線が引き留めであることと、強度的な問題だろうか 引き通しなら普通にFアームの方で支持しそうだ。 |
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さて、高圧配電線を引き通ししている2連のクランプがいしの製造年だが こちらは1981年(昭和56年)を示していた。 製造メーカーについては、那須電機鉄工製となっている。 |
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今はクランプがいしの引き通しだが、以前は恐らく、10号中実がいし2連による引き通しであったことであろう。 何故ならこちらは、L型金具の取り付けが抜けているからである。 |
| おまけ |
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| こちらは1本目の初代のFアームに隣接するもので撮影したものだ。 |
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ここでは高圧配電線は両引き留めで、引き込み開閉器を取り付けながら高圧引き込み線を分岐した構成となっているが 架空地線の支持については、こちらも腕金でありその形の種類としては鳥居型となっていた。 |
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