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電柱上の年代物パーツを紹介!(9ページ目)
9ページ目では、Fアームの中では初代の分類に入る「初代のFアーム」を中心に掲載している。
このタイプもまた昭和35年前後(高度経済成長期)のものが多く、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、山梨県の至るところで発見することができた。
当時は、都心のオフィス街等、ビルから配電線類を離隔させたい箇所を中心に沢山あったようだ。
なお、初代のFアームの特徴は、各アーム(腕金)を現場で継ぎ合わせて組み立てているのが特徴である。
その形状が正しく、2世代目のFアームに相当する形をしている。
大きさについてだが、東京都内では特に幅広いものが数多く普及していたように見られた。
神奈川については独自規格品があり、腕金の部材数を減らした簡易型のFアームを数多く見かけている。
ここではそれらを含めて紹介しよう!

↑東京都心のオフィスビル街に多かった幅の広い初代のFアームの例
こちらについては、東京都台東区東上野のコリアタウンに大量に残っていたものを撮影したものとなっているが、2009年の終わり頃には、老朽化に伴い、既に新手の離隔腕金に更新されていた。

神奈川県に多い、腕金の本数を減らした簡易型の初代のFアームの例
こちらは神奈川県南足柄市で撮影
木製電柱でも確認できたことから、こちらも相当前から普及していたのがうかがえた。
なお、腕金については、溝付きの古いものを使用しており、その取り付けについては、溝のない方を表にして電柱に取り付ける。
ちなみにだが、神奈川では特にこの種のものが多く、逆に東京都で見かけた幅の広い仕様については見た記憶がない。

また、腕金を2本ずつの取り付けとすれば、正面分岐もまた簡易に!
こちらの年式は、柱上にある耐塩ピンがいしの製造年が1973年12月と示していたから、その年代のものかと思われた。
こちらは神奈川県の藤沢市で撮影

ちなみにこの場合の変圧器の設置については!
初代のFアームの背後になるようにして、ハンガー装柱によって、変圧器を吊り下げ固定しているものもあったようだ。
実物は既に確認できなかったため、その状況を模型で再現した。
模型は幅広の初代のFアームの例による。
2代目のFアーム

Fアームの種類については、既に当サイトの種類の項目で述べているが、ここではおさらいとしてFアームの種類を説明してみよう。
ここでは初代のFアームに次ぎ、2代目のFアームの種類についてを述べる。
2代目の種類については、大きく分けると2種類あり、高圧のみ支持できるものと、高圧と低圧の両方を支持できるものとがある。

高圧のみ支持可能としたFアーム 高圧と低圧の両方の支持を可能としたFアーム

腕金の部材をよく見てみると、「Fアーム」との印字も見られる。

<架空地線支持用の三角形のアームの取り付け金具がないタイプ>

架空地線支持用の腕金を取り付けできるよう、Fアームの最上部には三角形の取り付け金具があるが
塩害地域などでは元々架空地線の施設をしなかった箇所もあった影響か、その取り付け金具を省略しているものもある。

 

上記写真のFアームは、高圧用腕金の繋ぎ目部分の三角形の取り付け金具を省略している。
2代目のFアームについては、形を変えて、高圧配電線の配列方法も変えることができる。

こちらはやや長めのFアーム

Fアームは本来、水平配列の高圧配電線を支持するのが基本であるが、中には縦型(垂直)配列や三角配列となったものを確認している。

 

↑Fアームは、通常使われる高圧支持部の水平の腕金を取り外すことで、形を変化させることもできる。
ここでは縦型配列となっている。
そして3代目!

ここでは3代目のFアームも見て行く。
名称としては、これはFアームとは言えないが、最近ではこれがやたら多く普及しているため、Fアームの3代目に相当するものかと思われる。
名称については離隔腕金というもので、2代目のFアーム同様、腕金には「リカク」の文字も確認できる。
なお、この種類については、まず2003年頃には既に離隔腕金仕様の縦幅の狭いD型アームと水平の高圧用腕金とが合体されたものが初期仕様(離隔腕金の1代目)として登場している。
それに次ぐかのように、この離隔腕金にもまた2代目が存在し、それは元からDアームと水平腕金とが合体された仕様となっている。
次いで横幅の長さは2600mmとなっており、通常の1800mmの高圧用腕金よりも1メーター近く長くなっている。
(※名称について追記:実際にこの種類のアームを販売されている企業様の資料を頂き、名称を確認してみたのだが、正式には「高圧離隔装柱用腕金」とあった。
名前の通り、やはりこれは、都心のオフィス街や山岳部等、高圧配電線を離隔させる箇所で採用することが多いようだ。)

Fアームの他には!

最近ではFアームの他に、低圧配電線に揃えて高圧配電線も縦型配列にしてしまうものが普通に増えている。
これは特に3階建ての住宅などが付近にあって、その敷地内に電線を占有したくない時、もしくは山道で生い茂る木々から配電線を避ける場合などで使用されている。

 

架空地線支持の腕金については、Dアームに直接取り付けることが可能なものもある。(上記写真右側)

<電柱上の年代物パーツを紹介!(9ページ目)>

<初代のFアーム>

<初代のFアーム(東京都に多い幅広仕様編!)>
幅が広い初代のFアームは、東京都と千葉県に多い。
また、金具の固定方法についてもまたこれ細かい種類あり。
下部の固定金具あり
撮影地:東京都江戸川区

幅広タイプで!初代のFアーム!! その1

東京23区東側でこれが見つかったのは驚いた。
正しくこれは昭和35年(1960年)前後の原型と言えよう!

撮影地:東京都府中市

幅広タイプで!初代のFアーム!! その2

中央に架空地線支持の腕金を取り付けたものに関しての種類は、これが初の発見となった。

撮影地:東京都調布市

幅広タイプで!初代のFアーム!! その3

種類に関しては、同じくこれは府中市にあったものと似ている。
以前は架空地線があったようで、その腕金を避けるかのようにクランプがいしの配列(中央寄り)に大きく空間が空いていた。

幅広タイプで!初代のFアーム!! その4

ラインスペーサーを取り付けた配電線を支持するもので

撮影地:東京都三鷹市

幅広タイプで!初代のFアーム!! その5

架空地線の遮蔽(しゃへい)範囲を広げた腕金付きのもので!

撮影地:東京都狛江市

幅広タイプで!初代のFアーム!! その6

狛江市でも続々と発見!

幅広タイプで!初代のFアーム!! その7

奥の交差点にももう1本!

幅広タイプで!初代のFアーム!! その8

さらにその周辺にてもう1本!

撮影地:東京都国分寺市

幅広タイプで!初代のFアーム!! その9

こちらはなんと!都内では減少傾向にある架空地線とのセットで発見!!

撮影地:東京都三鷹市

一方でこちらは分岐が旧式!+幅広タイプで!初代のFアーム!!

三鷹市内では、後後になり、もう1本、旧式分岐を用いたものを発見!
(ここで旧式分岐とは、電源側、負荷側の向きがわかるように高圧配電線を分岐した旧式を示す。)

下部の固定金具なし
撮影地:東京都豊島区

下幅広タイプで!初代のFアーム!!(下部の固定金具なしバージョン) その1

池袋の閑静な住宅街で確認。

撮影地:東京都武蔵野市

下幅広タイプで!初代のFアーム!!(下部の固定金具なしバージョン) その2

吉祥寺にも珍しい1本!
大胆な幅広タイプなので、遠くからでも結構目立ちます。

撮影地:東京都台東区

252.アームを組み合わせできている幅広タイプで初代のFアーム
(電柱ブログ内に掲載中)

初代のFアームの中では、一度の発見数が非常に多かった場所です。
下部にある固定金具はあったりなかったり、色々な種類が残っていました。

全体にかなり古いアングルを使ったタイプで!!
撮影地:東京都国分寺市

アングル仕様の初代F!!

<初代のFアーム(〜千葉県にも多い幅広タイプ編〜)>
今のところ同県内にある種類については、下部の固定金具があるものしか確認していません。
撮影地:千葉県浦安市

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その1

千葉県ではこれが初めての発見となりました。
また、千葉は千葉で内部のアームの組み方が都内で発見したものとは少々違ったものもありました。

撮影地:千葉県千葉市花見川区

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その2

国道16号線沿いに残るものとしては恐らく、既に唯一残ると思われる初代のFアーム
腕金の組み方は浦安で見かけたものと似ています。
手入れがされていない竹林の中に残ったので、更新するのには手間がかかるなどの理由でそのまま残ったのかと思われます。

撮影地:千葉県成田市

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その3

撮影地:千葉県船橋市

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その4

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その5

撮影地:千葉県市川市

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その6

こちらは、神社の木々に隠れていて偶然残っていたような感じのする1本だ。

撮影地:千葉県鎌ヶ谷市

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その7

70年代のアパートの横に

撮影地:千葉県千葉市花見川区

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その8
(2本中1本は、新手の離隔腕金に更新済み。)

こちらはJR総武線快速電車に乗っていた際、千葉方面から幕張駅通過直前にそこに残っていることに気が付いた。
66kV4回線送電線なる船橋線の線下にて発見!
なお、腕金の組み方は地域別に少し違うような気がします。

撮影地:千葉県千葉市若葉区

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その9

都賀駅西口にあったのは、最近知りました。
こちらの方は2014年頃までは架空地線付きで2本連続で残っていたらしいですが
見に行った時には残り1本に・・・→
それに、架空地線支持の腕金は残ってはいるのだが、肝心な架空地線は撤去済み。
一方、2本の内の1本の更新された方については、やはり離隔腕金になってました。

撮影地:千葉県安房郡鋸南町

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その10

こちらは千葉の鋸南にて!

鋸南は、千葉の大分南部の方になりますが
ここにも初代のFアームがいました!w

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その11

鋸南ではもう1本!
こちらは贅沢に、たかが低圧配電線の支持のために初代のFアームを採用していた。

撮影地:千葉県野田市

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その12

野田市内ではこれが初の発見となった!
それは丁度、東武アーバンパークライン(野田線)の愛宕駅前に残っていた。

撮影地:千葉県山武郡横芝光町

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その13

撮影地:千葉県野田市

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その14

撮影地:千葉県千葉市若葉区中野町

千葉にも幅が広い初代のFアームが実在! その15

撮影地:千葉県八千代市
千葉では2回線バージョンの初代のFアームを発見!

激レア!!千葉には幅が広い初代のFアームで!2回線併架タイプが実在!! その1

まずは、ダブル変圧器を乗せたもので1本!

激レア!!千葉には幅が広い初代のFアームで!2回線併架タイプが実在!! その2

そして、その反対側には2本連続でそんな激レアタイプが並んでいました!!

撮影地:千葉県千葉市若葉区

激レア!!千葉には幅が広い初代のFアームで!2回線併架タイプが実在!! その3

こちらは下段に自動式の開閉器をつけながら健在!

撮影地:千葉県千葉市稲毛区

激レア!!千葉には幅が広い初代のFアームで!2回線併架タイプが実在!! その4

撮影地:千葉県柏市
分離した初代のFアーム その1

↑一方その隣には、下段のみ離隔に更新した形跡も
元はこちらも初代のFアームだったことでしょう。
撮影地:千葉県館山市

分離した初代のFアーム その2

柏に継ぎ、館山でも確認された。
普通に2回線ごと初代のFアームで併架してもいいように思うが、腕金の部材を極力減らすためか(経費節約)
ここも初代のFアームでは2回線は併架しておらず、最上段回線については、普通のものとなっている。
なお、ここではガソリンスタンドの看板を避けるために、分離させたように見られた。

↑情報提供により判明
柏の方では、片方更新された状態で見つかったが
ここでも2本連続で並んでいた。
撮影地:千葉県匝瑳市八日市場イ
2回線の初代のFアームで1回線分岐と簡易型の初代のFアーム他!

↑ここでは1回線を斜め分岐する構成としたため
腕金の本数を減らした簡易型を採用したように見られる。
撮影地:千葉県野田市
初代のFアーム・2回線バージョン・こちらは2本連続で発見!
(内部の部材構成に多少の違いあり。)
そしてなんと!山梨にも初代のFアームが実在!
撮影地:山梨県富士吉田市

なんと!山梨にも初代のFアームが実在!!

<初代のFアーム(幅狭タイプ編!!)>
こちらは東京23区で神奈川寄りの2区で発見!!
(この辺りは神奈川寄りだから幅狭を多く採用する傾向にあったのだろうか・・・)
内部は勿論固定、そして外側では大胆に固定タイプ!
撮影地:東京都品川区

品川区限定!?下部の組み方がちょっと違う幅狭タイプで!
初代のFアーム!! その1

品川区の閑静な住宅街に静かに佇む交差しながらの1本!
またしても、一切これまでに見たことのない形です。

品川区限定!?下部の組み方がちょっと違う幅狭タイプで!
初代のFアーム!! その2

こちらも同区にて撮影!
やはり、地区によっては、限定タイプが幾つかあったのかもしれないです。

品川区限定!?下部の組み方がちょっと違う幅狭タイプで!
初代のFアーム!! その3

こうして見てみるとやはり、品川区は品川区で形がまとまっています。

内部にて、上部と下部で2箇所固定タイプ!
撮影地:東京都大田区
以下3ページに渡って掲載している形は、恐らく東京都大田区限定のタイプかと思われます。

大田区限定!?幅狭タイプで!初代のFアーム!! その1

なんと!あの旧式のケーブルヘッド付きでの発見となりました!
大変珍しく古いもの同士がくっついています。
中には神奈川県内だけでしか見られなかったと思っていたものも、真似をしたのか、見つかりました。

大田区限定!?幅狭タイプで!初代のFアーム!! その2

前ページのものと全く同じ形をしていますが、折角なので掲載!
大田区は大田区でやはり形がちゃんとあるようです!

大田区限定!?幅狭タイプで!初代のFアーム!! その3

うっかり掲載し忘れていました。
撮影地はやはり大田区でした。

<初代のFアーム(幅狭タイプ編!!)>・神奈川県に多い簡易タイプ!!
幅狭タイプで下部のみ固定タイプ!
最後に紹介するこちらは、神奈川県内で沢山確認された幅が狭いタイプの初代のFアームになります。
都内でも一応、品川区と大田区の2区で幅が狭いものは見つかったのですが、神奈川県で見つかったものとは腕金の組み方がまた違うため、このような形で掲載することにしました!
ご覧の通り、都内に多い幅が広いものと比較してみると、腕金の本数が少なく、また幅も狭いこともわかります。
神奈川県内では明らかに、コスト削減、急速な普及率増加に対応するため、腕金の本数が少なく手順も簡単な簡易型を多く採用する傾向にあったのかと思われます。
よって、神奈川は神奈川でまた形が違う別物が多く流行っていたようです。
こうして、初代のFアームには地域別に種類が複数あったことを判明することができました。
(なお、初代のFアームは古いものなので、腕金の取り付けの向きに関してはいずれも、負荷側(配電線の終点)向きで取り付けられていました。)
撮影地:神奈川県横浜市旭区

初代F・神奈川に多い簡易タイプ!

ここは他にある初代Fとは違い、中央にある1本の腕金だけが裏側向きになっていました。

撮影地:神奈川県川崎市高津区

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その1

国道沿いに2本連続!!

撮影地:神奈川県川崎市宮前区

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その2

中には珍しいがいし2連続タイプも発見!

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その3

形はやはり、神奈川県内で多く見られるタイプです。

撮影地:神奈川県伊勢原市

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その4

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その5

撮影地:神奈川県横浜市戸塚区

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その6

川崎市内で発見できたものに続き、またまたがいし2連タイプです!

撮影地:神奈川県藤沢市

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その7

隣合わせで2本発見!少し内陸に入ったところでの発見となったからか、架空地線も残っています!

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その8

ここでも交差タイプとの隣合わせで、合計2本発見!

撮影地:神奈川県海老名市

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その9

撮影地:神奈川県綾瀬市

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その10

1972年にできたボーリング場の横に!
あの頃から一緒に残り続けたのかと思います。

撮影地:神奈川県藤沢市

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その11

古くからある長屋のアパートの前の道に、こちらも2本連続で!

撮影地:神奈川県相模原市緑区

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その12

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その13

撮影地:神奈川県藤沢市

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その14

こちらも2本連続での発見となったが、こちらはなんと!両方とも腕金は抱腕金仕様でがいし2連となっていた!!
そして、その内の1つは分岐仕様で得体のしれない構成になってました。w

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その15

引き留めの珍しい簡易型の初代のFアームになるが、なんと!こちらの支持物は木柱でした!
木柱の頂部にはかさ金もちゃんと残っています!

撮影地:神奈川県小田原市

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その16

撮影地:神奈川県足柄下郡

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その17

引き留め柱は抱きアームによる腕金2連続で、変流器内臓がいしによる引き通し区間は通常の1本仕様でといった感じで
こちらは3本連続でそれが残っていましたが、その内の1つはなんと!変圧器への引き下げ線支持用として耐塩皿がいしがありました!

撮影地:神奈川県横浜市保土ヶ谷区
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その18
撮影地:神奈川県横浜市港北区
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その19

こちらは木々に隠れた状態で発見!神奈川に多い初代F!

撮影地:神奈川県横浜市戸塚区
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その20

さすが神奈川はこの幅の狭い初代Fが多い。

撮影地:神奈川県小田原市
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その21

こちらは交差分岐用に幅狭の神奈川式初代Fが使われています。
なお、腕金は2連仕様の抱腕金です!
そして、高圧用腕金は完全負荷側向き!

撮影地:神奈川県横浜市磯子区
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その22
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その23
撮影地:静岡県熱海市
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その24

撮影地:神奈川県川崎市宮前区

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その25

こちらは、マツコの知らない電柱の世界の早朝ロケ時に撮影

宮前区も全体的に何本かこうした神奈川式の初代Fを見かけたが
こちらはその中で、下の斜めの部材が少し長い!
撮影地:神奈川県横浜市鶴見区

神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その26

撮影地:神奈川県相模原市南区
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その27
撮影地:神奈川県横浜市南区
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その28
撮影地:神奈川県秦野市堀西
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その29
(こちらはクランプがいし2連ならずで、2本連続で発見!)
撮影地:神奈川県横浜市西区平沼
神奈川の幅狭タイプで!初代のFアーム!! その30
撮影地:神奈川県小田原市

激レア!!上部に1回線継ぎ足したもので神奈川式の簡易型の初代のFアーム!!
しかも下段はがいし2連!!(上段の方も、昔の中実がいし時代は2連だったようなもの)

こちらはかなり珍しいタイプになります。
なんと!上部にも1回線分の手作り仕様の腕金を継ぎ足したもので、その下段には神奈川に多い幅が狭い初代のFアームがあります!!
ブログバージョンの掲載ページはこちら!

撮影地:神奈川県横浜市泉区
形がいい初代F!

いい形に見えるのは、変圧器が横受けになっているからだと思います。

撮影地:神奈川県南足柄市
木柱で神奈川式の簡易型初代のFアーム!!

こちらはまた、神奈川式の簡易型による初代のFアームの中では激レア!
なんと!支持物が木柱です!!

おや?神奈川にはまだ他にも旧型のFアームといえようものが!

これについては、藤沢で発見したのだった。
しかしこれは単純に、2本の長くなった高圧用腕金の間をアングルで固定しているだけのものとも言えそう。

撮影地:神奈川県藤沢市

藤沢式の初代のFアーム寄りのFアーム

上下間はアングルのようなもので固定されているので、やや古いのかも

そして!埼玉は埼玉で、また別の種類の初代のFアームがあるらしい!
と思っていたが・・・
結局、後々になり、埼玉にも、東京や千葉仕様の幅の広い初代のFアームは、あることに気が付いたのだった。

ここからはそれを紹介していこう!

撮影地:埼玉県さいたま市浦和区

埼玉式の初代のFアーム その1

浦和の方にもこんなレアものがいたなんて!

撮影地:埼玉県鳩ケ谷市

埼玉式の初代のFアーム その2

撮影地:埼玉県川口市

埼玉では初代のFアームは避けていた!?

一方、埼玉では極力、初代のFアームの仕様は避けていたのだろうか
物凄く長いアームタイを備え付けた長いタイプも発見したのだった!

撮影地:埼玉県さいたま市岩槻区

埼玉にも幅の広い初代のFアームはあった! その1

埼玉は埼玉で限定仕様の初代のFアームが普及していたと思っていたが、一応埼玉にもこうして、幅の広い初代のFアームはあった模様!→

撮影地:埼玉県行田市

埼玉にも幅の広い初代のFアームはあった! その2

埼玉にもあった幅広の初代のFアーム
こちらは形状としては、東京都府中市で見かけたものに似ている。

さらに!栃木にはまた栃木でまた別の初代Fアームがあるらしい!

ここからはそれを紹介していこう!

撮影地:栃木県宇都宮市
栃木式の初代のFアーム その1
栃木式の初代のFアーム その2
栃木式の初代のFアーム その3
栃木式の初代のFアーム その4
栃木式の初代のFアーム その5
そして、茨城でもそれと似たような構成を発見!

茨城の構成は栃木寄りか

撮影地:茨城県鹿嶋市
茨城式の初代のFアーム
ちなみに茨城では、初代のFアームとまでは行かないが、上下つまみ固定方式の長い腕金もある!

今のところ、茨城限定仕様の模様
(2021年までの確認時点)
唯こちらに関しては、東関東自動車道の建設予定地(水戸線で、潮来IC〜鉾田IC間)に残っていたから、今後は橋の建設に伴いなくなる可能性あり。
橋を超えるには、一旦、配電線は、地中を通さねばならぬから、この付近で高圧を地中に引き下げる柱に設備更新されそうだ。

撮影地:茨城県潮来市

上下つまみ固定方式の長い腕金 その1

撮影地:茨城県土浦市

上下つまみ固定方式の長い腕金 その2

他には土浦でも複数確認している。
なお、ここでは2本連続で残っていたようだが、片方についてはつい最近になり、離隔腕金へ更新されたようだ。→

上下つまみ固定方式の長い腕金 その3
(こちらは2本連続で発見!)

つまみ腕金、ここでは2本連続で発見!
ここでは低圧用腕金も現場で組み立て式の旧式となっており、色々含めて古そうです。
昔は初代のFアームの他に、こういう手法で高圧を離隔するようなこともあったようだ。

 

撮影地:山梨県大月市
Fアームも今では旧式に
撮影地:静岡県伊東市
Fアームで三角配列 その1
Fアームで三角配列 その2

<最後に・歴代Fアームのまとめを!>

1世代・初代
普及時期:1960年代後半頃〜1970年代後半
(幅広タイプと幅狭タイプの両方を含む)
2世代
普及時期:1980年代〜2000年代前半
3世代
普及時期:Dアームと水平腕金が分離した初期型含むと2000年〜 (形はFアームとは言えないが、Fアームの3世代に相当)
昔の東京都心のオフィス街で普及
ビルから配電線を離隔する必要があったから当時はそこで大いに普及していた。
なお、この当時のFアームは、現場で直接1本、1本腕金を組んでFアームを形成していた。
2代目のFアームについては、既に1980年代には登場
登場初期は、10号中実がいしによる引き通しもあったようだ。
登場初期は、離隔腕金用のDアームと水平腕金を現場で組み立てていたが
近年は最初から合成されたものが普及の模様

続いて今度は、低圧で古いものを紹介しよう。

古い低圧ラック

まずは低圧ラックの旧式
低圧ラックで3本ある単相3線式の低圧電灯線を支持する場合は、現在は1つずつラックを振り分けて取り付けるのが主流であるが
昔の低圧電灯線は2本の単相2線式が主流であったから、2線が合体した2線用ラックもあった。
以下ではそれを見ている。

撮影地:東京都北区

1960年代物!2線が合体仕様(2専用ラック)

東京都小金井市東町

低圧ラックを直接コン柱に打ち込み

<<古い低圧用腕金>>
これも相当古くに普及していたようである。
普及時期は1960年代〜1970年代の高度経済成長期であり、住宅街や狭い路地、道幅の広い都電が通る都道沿いなどでも大いに使われていたようだ。
種類についてだが、大雑把な例を挙げると、縦長と四角形、横に長い形があるようだ。
縦長のタイプ 縦長だが電灯線のみ支持
真四角のタイプ 真四角のタイプだがやや小型 横に長いタイプ 真四角のタイプだが、内部を交差させて補強
昔は低圧引き込み線用に使っていたところもあったようだ!

支持物に小さな木柱を使ったものでも!

旧式の低圧用腕金発見!
しかしこちらは今は使われておらず、引き込み線は木柱での引き留めとなっていた。
塩害地区での発見となったから、錆びが凄かった。
撮影地:神奈川県鎌倉市にて
古い低圧用腕金、ここでは鳥居型を取り付けたがいし2連タイプで発見!
単相3線式の低圧電灯線の両引き留め箇所で使われる古いタイプの低圧用腕金
撮影地:神奈川県川崎市麻生区東百合丘
(2014年版ストリートビューで確認したところ、現存していないことを確認した。柱ごと更新が行われたようだ。)

縦長のタイプ
このタイプは動力線もセットで支持する場合によく見かけます。
撮影地:東京都文京区

縦長のレトロ感ある低圧用腕金 その1

電灯線、動力線併せて計5本の支持!

撮影地:東京都西東京市

縦長のレトロ感ある低圧用腕金 その2

東久留米市と西東京市の境を通る新青梅街道沿いにて発見!
動力線も支持できるスペースがあるが、後から廃止されたのだろうか、今は電灯線のみしか支持していない。

撮影地:東京都東久留米市

縦長のレトロ感ある低圧用腕金 その3

撮影地:東京都中野区

縦長のレトロ感ある低圧用腕金 その4

東京都中野区でも古びたレトロ感ある低圧用腕金発見!

撮影地:東京都瑞穂町

縦長のレトロ感ある低圧用腕金 その5
(現存せず)

縦長だが電灯線のみ支持
撮影地:神奈川県川崎市麻生区東百合丘

縦長のレトロ感ある低圧用腕金(電灯線専用) その1
(現存せず。)

撮影地:神奈川県横浜市旭区

縦長のレトロ感ある低圧用腕金(電灯線専用) その2

撮影地:神奈川県鎌倉市

縦長のレトロ感ある低圧用腕金(電灯線専用) その3

撮影地:神奈川県横須賀市

縦長のレトロ感ある低圧用腕金(電灯線専用) その4

縦長のレトロ感ある低圧用腕金(電灯線専用) その5(現存せず。)

撮影地:神奈川県鎌倉市

縦長のレトロ感ある低圧用腕金(電灯線専用) その6(現存せず。)

 
撮影地:神奈川県伊勢原市

縦長のレトロ感ある低圧用腕金(電灯線専用) その7

撮影地:静岡県伊東市

縦長のレトロ感ある低圧用腕金(電灯線専用) その8

縦長で内部部材をクロス
(カーブ箇所では、補強のため、内部の部材をクロスさせたものがある。)
撮影地:神奈川県横浜市戸塚区

縦長で内部の部材をクロス その1

撮影地:神奈川県茅ケ崎市

縦長で内部の部材をクロス その2

↑低圧動力線と低圧電灯線のか方も
真四角のタイプ
撮影地:東京都武蔵村山市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その1

撮影地:東京都東村山市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その2(現存せず。)

撮影地:神奈川県横浜市旭区

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その3

撮影地:神奈川県伊勢原市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その4

撮影地:神奈川県武蔵村山市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その5

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その6

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その7

撮影地:神奈川県伊勢原市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その8

撮影地:神奈川県綾瀬市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その9

撮影地:神奈川県愛甲郡愛川町

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その10

撮影地:神奈川県横浜市旭区万騎が原

真四角のレトロ感ある低圧用腕金 その11

ここでは2本連続で発見

真四角仕様でも内部の部材をクロス
撮影地:東京都東村山市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金(クロスタイプ) その1

撮影地:東京都瑞穂町

真四角のレトロ感ある低圧用腕金(クロスタイプ) その2

撮影地:東京都奥多摩町

真四角のレトロ感ある低圧用腕金(クロスタイプ) その3

撮影地:東京都昭島市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金(クロスタイプ) その4

撮影地:神奈川県大和市

真四角のレトロ感ある低圧用腕金(クロスタイプ) その5

真四角仕様でやや小型
撮影地:埼玉県さいたま市(旧:大宮市)

小型のレトロ感ある低圧用腕金 その1

通りすがりで偶然発見!

撮影地:東京都練馬区

小型のレトロ感ある低圧用腕金 その2

東京都練馬区にて、横付けのレトロ感ある低圧用腕金を発見!
分岐箇所にも丁度良かったようです。

ミニサイズでも内部部材をクロス
撮影地: 神奈川県横浜市瀬谷区
ミニサイズでも内部の部材をクロスしたクロスタイプを発見
撮影地:神奈川県藤沢市片瀬海岸
ミニサイズでも内部の部材をクロスしたクロスタイプを発見!こちらは2重仕様!!(現存せず。)
横に長いタイプ
撮影地:埼玉県川口市(旧:鳩ケ谷市)

横長のレトロ感ある低圧用腕金 その1

横に長いタイプもいくつか発見!

撮影地:神奈川県横浜市旭区

横長のレトロ感ある低圧用腕金 その2

撮影地:埼玉県川口市

横長のレトロ感ある低圧用腕金 その3

撮影地:東京都江東区
これはこれで見慣れない・旧型低圧用腕金!
↑こちらは、マツコの知らない電柱の世界で
がいしの説明のところで登場した配電柱でもあります。w

<手作り仕様の古い低圧用腕金>

旧式の低圧用腕金については、前項で紹介したアームタイを組んだ種類の他に、現場で組み立て式の手作り仕様の低圧用腕金もある。
これは特に千葉に多いようだ。ここからはそれを紹介していこう。

撮影地:東京都足立区
手作り仕様の古い低圧用腕金 その1
撮影地:埼玉県川口市
手作り仕様の古い低圧用腕金 その2
撮影地:埼玉県春日部市
手作り仕様の古い低圧用腕金 その3
(既に現存せず)
撮影地:埼玉県越谷市
手作り仕様の古い低圧用腕金 その4
撮影地:千葉県八街市
手作り仕様の古い低圧用腕金 その5
撮影地:千葉県佐倉市
手作り仕様の古い低圧用腕金 その6
撮影地:千葉県市川市
手作り仕様の古い低圧用腕金 その7
撮影地:埼玉県さいたま市
手作り仕様の古い低圧用腕金 その8
撮影地:東京都荒川区
手作り仕様の低圧用腕金 その9
撮影地:千葉県匝瑳市八日市場ロ
手作り仕様の低圧用腕金 その10
撮影地:千葉県匝瑳市八日市場イ
手作り仕様の低圧用腕金 その11
撮影地:千葉県野田市
手作り仕様の低圧用腕金 その12
手作り仕様の低圧用腕金 その13
手作り仕様の古い低圧用腕金・続編!
撮影地:茨城県古河市
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その1
撮影地:茨城県古河市と栃木県下都賀郡野木町との境目付近
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その2
撮影地:栃木県小山市
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その3   
撮影地:茨城県土浦市
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その4
撮影地:群馬県館林市
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その5
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その6
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その7
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その8
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その9
撮影地:埼玉県上尾市
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その10  
撮影地:埼玉県桶川市
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その11
撮影地:山梨県甲府市
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その12
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その13
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その14
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その15
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その16
撮影地:埼玉県深谷市
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その17
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その18
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その19
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その20
撮影地:千葉県千葉市若葉区中野町
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その21
撮影地:千葉県千葉市緑区高津戸町
手作り仕様の低圧用腕金・続編 その22
Fアームに似た形
撮影地:東京都瑞穂町
手作り仕様の古い低圧用腕金・こちらはFアームに似た形 その1
撮影地:茨城県潮来市
手作り仕様の古い低圧用腕金・こちらはFアームに似た形 その2
撮影地:茨城県土浦市
手作り仕様の古い低圧用腕金・こちらはFアームに似た形 その3
撮影地:神奈川県平塚市
手作り仕様の古い低圧用腕金・こちらはFアームに似た形 その4
縦幅の狭いもの
撮影地:東京都羽村市
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの(クランプがいし2連装柱で発見!) その1
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの(クランプがいし2連装柱で発見!) その2  
撮影地:茨城県潮来市
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの その1
撮影地:茨城県土浦市
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの その2
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの その3
撮影地:群馬県館林市
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの その4
撮影地:埼玉県久喜市樋ノ口
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの その5
↑高圧配電線引き通しの高圧がいしに関しては
珍しく中央のみクランプがいしで
両側はアークホーン付きクランプがいしとなっている。
撮影地:東京都小平市学園西町
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの その6
撮影地:千葉県千葉市緑区高津戸町
手作り仕様の低圧用腕金・縦幅の狭いもの その7
2本ずつ腕金の並んだもの(抱腕金)
撮影地:埼玉県越谷市
手作り仕様の古い低圧用腕金(抱腕金仕様) その1
撮影地:群馬県館林市
手作り仕様の古い低圧用腕金(抱腕金仕様) その2
手作り仕様の古い低圧用腕金(抱腕金仕様) その3
手作り仕様の古い低圧用腕金(抱腕金仕様) その4  
撮影地:山梨県甲府市
手作り仕様の古い低圧用腕金(抱腕金仕様) その5

<他には、手作り仕様ならぬ小型サイズの低圧用腕金も!>

撮影地:神奈川県厚木市

電柱上の年代物パーツを紹介!(2ページ目)で少し触れたが、低圧用腕金の種類については、アームタイで組んだようなものと手作り仕様の他に、小型サイズのものもある。
ほとんど見かることがないが、神奈川や静岡の伊東など、結構広範囲で普及はしていたように見られる。

上記写真では、小型サイズの低圧用腕金は写真で黄色〇で記した中腹の部分に位置している。
なお、ここでは高圧の分岐に関しても旧式となっており、電源側、負荷側を意図した頭上引き留めとなっている。
撮影地:静岡県伊東市
手作り仕様ならぬ小型サイズの低圧用腕金
撮影地:東京都小金井市東町

一方、高圧引き込み線の引き留め用として使用している面も。
唯これの発見例は、唯一こちらのみ。
そしてこれは!何かアームタイようなものを接合した、また別の種類となる古い低圧用アーム!
 
撮影地:東京都江東区
アームタイようなものを接合したような古い低圧用アーム・普通サイズ
撮影地:埼玉県所沢市
アームタイようなものを接合したような古い低圧用アーム・小型サイズ

<見られる地域限定仕様の動力線支持部が突き出た低圧用腕金>

撮影地:東京都小平市

動力線支持部が少し突き出た地域限定の低圧用腕金 その1

動力線支持部が少し突き出た地域限定の低圧用腕金 その2

撮影地:東京都墨田区

動力線支持部が大きく突き出た地域限定仕様の低圧用腕金
(414.変わったタイプの低圧線の腕金! )

(電柱ブログ内にて紹介中!!)

<<その他・古いもの>>

<昔の電柱広告>

撮影地:東京都杉並区
昔の電柱広告は柱に直接描いていた!?

<配電々圧6600V設備及び3300V設備、混在時代の名残>

撮影地:東京都江東区

配電々圧6600V設備及び3300V設備、混在時代の名残

これは恐らく、昔の配電々圧3.3kVから6.6kVに昇圧させる中、6.6kV設備の中に、まだ3.3kV設備が混在していた頃に、区切り印をつけるための表記であったのだろう。
しかしそんな配電電圧昇圧化が終わって、大分経った今でも、その表記はまだ柱に残ったままのようであった。→

↑6kV地区と書かれていた。

<交通信号機用の電源変圧器としても機能しているとの意味合い?>

撮影地:静岡県伊東市
交通信号機用の電源変圧器としての機能もしているとの表示?

<保護具着用位置表示ライン>

撮影地:埼玉県南埼玉郡
高圧のすぐ下にある白いテープ(保護具着用位置表示ライン)

<引き込みの低圧がいしで古いもの>

撮影地:神奈川県平塚市
軒下の分割がいし

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