プチ古いやつら!
プチ古いやつといえば、鳥居型もそうだが、がいし2連も該当するであろう。
これについては、「古いタイプとは?」のページでも紹介している。
ここでは特に、クランプがいし2連引き通しタイプを中心に紹介していく。
撮影地:千葉県柏市
こちらは国道6号・水戸街道沿いで撮影
クランプがいしが3:0に配列される場合は、大きく片方へ高圧配電線が片寄っているため、架空地線についてもそれに合わせて普通の鳥居型をやり出し改造にする傾向があるようだ。
これについては、千葉にやたらと多い。
なお、ここでは上段のクランプがいしは、腕金を単一にしており、クランプがいしは1つずつ付いているが、下段については、腕金は2本並んだ抱腕金にしており、クランプがいしもまた2個ずつ配置させた旧式の引き通しとなっていた。
下段のみ頑丈そうにしたのは、変圧器への高圧引き下げ線があるからだろうか
次いでその先では、やはり似た構成で、やり出しに改造された片寄りの鳥居型が見られたが、ここは天辺にある横腕金が少し短い気がした。
普通の鳥居型で使用しているサイズの腕金であろう。
そしてやはり、下段はがいし1連になっているのに対し、下段はがいし2連となっていた。
こちらは高圧引き込み線を分岐しているから、頑丈にしたのだろうか
撮影地:茨城県取手市
こちらは全く別の場所で撮影 今度は上段のクランプがいしが2連となっており、下段は高圧耐張がいしによる両引き留めとなっていた。
なお、以前は架空地線もあったようで、鉄筋コンクリート柱の最上部には、それを支持していたであろう腕金を取り付けていたような形跡も見られた。
それがあるのとないのでは、やはりあった方が格好良く見える。
撮影地:茨城県利根町
こちらは印旛線という送電線の直下で発見!
小さな遮蔽線付きで、クランプがいしは2連の引き通しとなっていた。
撮影地:茨城県取手市
次いで、こちらはなんと!単相2線式高圧配電線路の引き通しで、クランプがいしが2連となっていた。
これについては、プチ古さよりもプチレア度の方が高いかもしれない。w
水戸街道沿いにて、今度はクランプがいしの間隔が1番広いがいし2連引き通しとなるが、それがここでは2回線の高圧配電線となっており、立て続けに3本連続で並んでいた。
この写真は、3本中2本を撮ったものだ。
撮影地:神奈川県川崎市
こちらはクランプがいしを2連に並べたもので、引き込み開閉器付きとなっていた。
なお、クランプがいしの間隔は、少し狭い。
撮影地:東京都江戸川区
クランプがいしの間隔は変わらず、こちらは交差仕様!
撮影地:東京都足立区
次いでこちらは変わって、今はなき蔵前線5号鉄塔(現:北千住線4号鉄塔)付近で発見!
今度は、交差側の下段がクランプがいし2連の引き通しとなっており、がいしどうしの間隔は、またまた1番広くなっていた。
なお、このように1度ひっこめながら交差分岐するのも古い証拠である。
GWキャップについては、径が太いものが使われていた。

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