プチ古いやつら その2
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プチ古いやつら その1の続き。
引き続き、がいし2連ならずのタイプを紹介してゆく。
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撮影地:東京都足立区
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こちらは、クランプがいしどうしとの間隔を少し狭めたがいし2連ならずであった。
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分岐だと、なおさら不思議な感じに見える。
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横はこんな感じ。
片方にしかクランプがいしは付いていない。
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こちらは都道461号沿いで発見。
今度はクランプがいしの間隔が1番広いものとなっているが、そのクランプがいしについては、やはり片方にしかなかった。
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腕金は北側が濃く錆びていた。
ちなみにこの向かいには、ハンガー装柱もあった。
(現況:江北北橋通りが開通したのと、それとの交差点にもなってしまったため、現存していない。)
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こちらは元の構成は、高圧耐張がいしによる両引き留め装柱だったのだろうか、それとも元からこの感じか?
ここは腕金中央固定タイプでクランプがいしだけは2連ならずとなっていた。
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古くからありそうな路地裏では
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高圧引き込み開閉器付きで、やはりがいし2連ならず!
ここはアームタイが古い。アングルが使われている。
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同様のタイプで、今度は木密地域の路地で発見したもの。
変圧器はダブル。
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変圧器があるのと、低圧引き込み分岐箱まであると、より不思議な感じに?
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無電柱化されてしまったものだが、こちらは都道461号線(墨堤通り)沿いで発見!
足立区はやはり、がいし2連よりも、クランプがいしへの交換後に、がいし2連ならずとしたこのタイプがあちこちに多かった。
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また、ここではその構成でありながら、正面分岐までしていた。
錆が濃いのは10号中実がいし2連時代から残っていることを物語っていると思うが、排ガスの影響もあるらしい。
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一方こちらは、架空地線を支持を腕金で行った、一風古そうなやり出し装柱で発見!
唯、架空地線については、ここは東京都内のため、そだけはやり出しにはなってはいないが
高圧配電線引き通しのクランプがいしについては、間隔は1番狭いもので、がいし2連ならずとなっていた。
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アームタイにはアングルが使われているから、1970年代のものと思われた
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撮影地:東京都江戸川区
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そして最後は、江戸川区で発見したものを掲載しよう。
とはいえ、こちらももう今や、無電柱化されてなくなってしまったが、江戸川区の環七沿い(環七で一番長い陸橋付近)で発見したものがあった。
がいし2連ならずについては、同区での発見は、限りなく少なかった。
足立区での発見の方が多かった印象がある。
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ちなみにこちらは
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向かいにあるものもがいし2連ならずであった。
こちらは変圧器がないのが少し寂しいがのう。
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おまけ
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こちらはさらに近くで見つけていたものであったが、中途半端に、10号中実がいし2連引き通しの名残が残ったものを発見!
この面から見ると10号中実がいしの2連引き通しであるかのように見えるが
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反対側はご覧の通り、クランプがいしの引き通しであった。
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