開閉器装柱
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ここでは、四国電力管内の開閉器装柱の種類を紹介しよう。
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まずはこちら!
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こちらは高圧配電線の交差点であるのだが、その交差箇所に開閉器があるというものだ。
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こちらは主に、負荷密度の高そうなエリアで大活躍しているLアームによる開閉器装柱である。
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一方こちらは、高圧配電線が水平配列となった、至って普通の開閉器装柱である。
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なお、高圧用腕金については、開閉器が取り付けられる場合は2本ずつ取り付ける抱腕金のようだ。
中央の高圧耐張がいしの支持については、バンドは使わず、大きなVストラップが使われていた。
(この取り付け手法は、かつての高圧茶台がいしで、高圧配電線を引き留めていた頃を思い起こす。)
なお、避雷器の取り付け方についてだが、やはり四国電力管内では、それは横にして取り付けるのが主流のようである。
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そして、開閉器の引き紐についてだが、結構下の方に取り付けられているのが見えた。
電柱番号札のすぐ上部に来ているのが見えた。
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同管内では一応、開閉器のいたずら操作ができないように、このような四角い箱のようなもので、開閉器の操作紐を固定しているようだが
それでもそうした開閉器のいたずら操作は、多いのだそうだ。偶にニュースになっているのを見る。
ちなみにだが、東京電力管内と中部電力管内では、そうした開閉器のいたずら操作ができぬよう、必ず電話線より上に操作紐を置くようにしており、それも足場釘にしっかりと巻き付けている。
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私は東京電力の供給エリアに住んでいるが、そういう開閉器のいたずら操作は、これまでに聞いたことがない。
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さて、こちらは変わって
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大きく進路変更させながらの開閉器装柱となっていた。
そのため、リード線については、大きくUターンさせた形となっていた。
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続いてこちらは、またまたLアームを用いた場合による開閉器装柱であるが
先ほどのものとは変わって、今度は高圧配電線が2回線になっている。
なお、開閉器については、1回線のみで、1台しか取り付けられていない。
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一方こちらは、本線に逆Cアームを用いたもので、腕金は別付けにして開閉器を取り付けていた。
その正面では、1回線の高圧線も分岐している。
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その分岐先も見てみると
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特に特殊なアームを使わない、やり出しによる至って普通の開閉器装柱があった。
なお、高圧用腕金については、アームタイレスのようだ。
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こちらも同じく、全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出しによる開閉器装柱となっているが、開閉器については、自動式のようである。
なお、その子局の電源を取るためにある柱上変圧器については、他では見慣れぬ様相をしておった。
これは、近郊の関西電力管内ではよく、小さな容量の変圧器を2つ取り付けていると思うが、四国電力管内では、その小さな変圧器は一体化させているのかと思われる。
そして、恐らくこの変圧器は、どちらか一方の高圧配電線がなんらかの影響で停止した際に備えてあるものかと思われる。
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なお、こうして横から眺めると、結構長いように見える。
どうやらストラップが長いようだ。
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