一方付近では、耐塩ピンがいしでジャンパー線を支持した旧式も!(こちらはおまけ)
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横浜市旭区では、ジャンパー線支持では旧式のもので普通の高圧ピンがいしに耐塩皿を追加した仕様の耐塩皿がいしを発見しているが
どうやらそれに合わせて、耐塩高圧ピンがいしのみでジャンパー線を支持したものもあったようだ。
いずれとも耐塩を思わず高圧がいしであるが、近年では、ジャンパー線支持での使用は廃止となっている。
ここではそれをおまけとして掲載しよう。
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まずはこちら、太いアルミ線から細いアルミ線によって
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単相交流2線式高圧配電線が分岐されているものとなっているのだが
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両側にあったジャンパー線支持は、耐塩ピンがいしであった。
がいしの製造メーカーについては日本ガイシ製であることがわかったが、製造年は見えなかった。
しかしロゴマークは昔のものであるから、これは1980年以前のものであることは確実である。
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続いてこちらがその分岐後にあった振り分け引き留め柱であるが
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ここもやはり、ジャンパー線支持は耐塩ピンがいしだ。
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どうやら付近では、耐塩皿がいしに次いで耐塩ピンがいしのみで支持したものもあったようだ。
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その先は、高圧用腕金を負荷側へ向かせた旧式の基本形が続いていた。
この引き通し箇所の高圧がいしも、元は耐塩ピンがいしだったのかもしれない。
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続いてその次は旧基本形で
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単相変圧器を設置したものとなっていた。
なお、一応三相3線式の動力線については、先ほどの交差点からここまで張られているのが見える。
しかしここは周囲が家ばかりであるから、その動力需要はほぼないかと思う。
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そして終端はこんな感じであった。
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終端は電灯用変圧器は設置しておらず、唯、単相交流2線式高圧配電線を引き留めるのみ
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