旧式の四角いコネクター
かつての油入開閉器が普及していた時代は、本線とその油入開閉器間とを結ぶリード線の接続で、四角いコネクターがよく確認できたと思うが、いつしかそれも見かけなくなった。
ここでは古い引き込みの構内用高圧配電線で見かけた、旧式の白いコネクターカバーを見てみよう。
コネクターカバーに関しては、東京電力管内では、特に白のコネクターカバーが普及していたようである。
材質については磁器製もあったようだが、この方の材質は不明
普及時期については、昭和40年前後のようである。
これもまた高圧耐張がいしの引き留め部に黒色のクランプカバーがないことから、その時代背景のものと考えられた。
他には「東電グラフ 1966・7月号・第158号 昭和41年7月1日発行」には、既に上記写真と同じタイプのコネクターカバーが載っているのも確認している。
ちなみに近年のコネクターカバーは、材質は磁器ではなく、高圧絶縁電線の色と揃えた黒塗りのものが主流となっている。

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