旧型の大容量トランスへの引き下げ線支持に3つの耐塩皿がいしあり!
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今回は珍しく、大容量変圧器の取り付け箇所で、3つの耐塩皿がいしを発見した。
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大容量のままで残ったのも理由がありそうだ。
どうやら低圧のみがここでは都市型配電線となっているようで、三相4線式となっている。
こういう場合は変圧器も都市型となる例が多いが、ここはそうではなく、昔からそうなっていたように思える。
しかしながら、最近でもこういう例は見かけている。
特にそれは、元々高圧がCVTケーブルとなっていたもので、後から普通の高圧絶縁電線に戻した箇所で見る例が多い。
近年では都市型変圧器も寿命を迎えているようで、変圧器も通常仕様へ戻された例もそれなりに見かけている。
また、スリップオンがいしも高額であるから、変圧器も通常仕様の方が費用面でも安上がりなのだろう。
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旧式で、低圧のみが都市型配電となった例で、変圧器のみが通常仕様であるのもある意味珍しい。
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さて、耐塩皿がいしだが、ここでは3つ確認できた。
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製造年は1973年(昭和48年)
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低圧が三相4線式の場合は、変圧器は左右で異容量となる。
これは、動力用と電灯用が一緒にあるからだ。
栃木県やその他一部郊外や地方ではこういう例が多い。
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