忘れ去られた耐塩皿がいし
(現存せず)
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今回は、完全に忘れ去られたであろう1つの耐塩皿がいしを、上部にある変圧器への高圧引き下げ線支持のトンボ腕金の上で発見した。
場所は東京都足立区本木北町だった。
同区の耐塩皿がいしに関しては、電力柱であれば変圧器への高圧引き下げ線の支持でよく見かけている。
それでは見て行こう。
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周辺ではどうやら新しい道路を作るために土地の買収をしているようで、所々緑のフェンスがあった。
ちなみにその道路は、2020年現在もまだ一部で立ち退きが進んでいないようで、未開通のようである。
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トンボ腕金に耐塩皿がいしが残っていたのはこれだ。
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この感じだと以前は、変圧器への高圧引き下げ線の支持で使われていたように見られた。
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今回はそれを支持しているトンボ腕金の上に残っているのを発見した。
こうして見ると、一見は使われているように見えがちだが
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実際は使われていなかった。
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耐塩皿の製造年は1967年を示していた。昭和42年である。
取り外し可能な状態で残っているのも珍しい。
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