| ２本のジャンパー線支持に耐塩ピンがいし その１ |
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耐塩皿がいしに次ぎ、千葉県松戸市では、ジャンパー線の支持に耐塩ピンがいしを使用したものを多数発見することができた。 そういったものについては、高圧絶縁電線は昔の銅線を使用したものでの発見が多かった。 ちなみに神奈川県の伊勢原では、高圧絶縁電線に大容量のアルミ線を使用したものでジャンパー線の支持に耐塩ピンがいしを使用したものを見かけているから、これまた地域性があるようだ。 松戸に関しては、旧式の銅線の使用が多かった。 ここからはそういったものを紹介してみよう。 |
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| まずはこちら！ |
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| 分岐のジャンパー線支持には10号中実がいしを使用しているが |
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| この先、分岐先の路地に入ったところには、振り分け引き留めが1本あり |
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そこでは2本のジャンパー線支持に耐塩ピンがいしを使用した旧式が見つかった。 ジャンパー線支持に耐塩ピンがいし(耐塩高圧ピンがいし)を使用したものに関しては、耐塩皿がいしの次世代版といったところだろうか まとめると 普通の高圧がいし→耐塩皿がいし（塩害地区では普通の高圧ピンがいしだけでは間に合わなくなり、普通のピンがいしに耐塩皿を加える。）→ 耐塩ピンがいし（耐塩皿がいしが登場して以来数年後、新たな耐塩高圧ピンがいしが登場した。これと同様に、耐塩高圧ピンがいしに耐塩皿を追加したものも登場した。）→ 6号中実がいし、10号中実がいし→そして、今のクランプがいしといった順になろうかと思われる。 |
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さて、製造年確認であるが、ここでは真ん中に取り付けられているもので確認できた。 メーカーは那須電機鉄工製のもので、製造年は1977年製であった。耐塩皿がいしよりも10年ぐらい年代の差がある。 |
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反対側からはこんな感じ。 耐塩ピンがいしに関しては、小容量の銅線の引き通し箇所やジャンパー線支持用で普及していたのであろう。 |
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