真ん中は中実がいし・両サイドのジャンパー線支持は耐塩ピンがいし
ジャンパー線支持に耐塩ピンがいしを使用した旧式であるが、ここでは珍しく、3つのがいしが不揃いで見つかった。
両端は耐塩ピンがいしなのに対し、中央のみは10号中実がいしとなっていたのである。
元々単相交流2線式高圧配電線だった箇所を三相3線式化してそうなったのだろうか
それがこれだ。
ジャンパー線支持についてだが、ここではよく見てみると、真ん中のみ10号中実がいしとなっていて、両端の支持がいしは耐塩ピンがいしとなっていた。
珍しい構成である。かつてはこういう不揃いバージョンも普及していたのだろうか
横はこんな感じ。
横から眺めると一見は3本のジャンパー線支持に耐塩ピンがいしを使ったタイプに見えてしまう。
そして架空地線の支持は、やはり鳥居型であった。
また、架空地線には防護管が取り付けられていた。
これではあまり架空地線の意味がないような感じもした。
架空地線の役割は、単純に配電線に直撃してくる直撃雷対策と誘導雷対策である。
このアングルからでは、ジャンパー線を支持するサイドの耐塩ピンがいしと変圧器への高圧引き下げ線を支持した10号中実がいしがすれすれであったのが見えた。
ちなみに耐塩ピンがいしの製造年はよく見えず確認できなかったが、これは日本ガイシさんの製造品であり
ロゴについては昔のスターデルタ結線をイメージしたものが見えたから、1980年代以前の製造品であることがわかった。
ご覧の通り、ここでは真ん中のみ10号中実がいしとなっていた。
遠くでは腕金によって架空地線を支持した旧式も見られた。

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