中国電力の基本形
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撮影地:広島県広島市西区
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ここでは中国電力の基本形を見てゆく。
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中央配列に近い形をした基本形はこうだ。
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高圧がいしについては、中国電力では、高圧配電線の引き通しに耐雪塩がいしを使用している。
また、その配列については、戦前から2:1に不均等に配列させた中央配置が基本のようだ。
架空地線キャップは独自規格品!
しかし中には、東電仕様もある。
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それから架空地線の引き通しについては、中国電力では旧規格品となる、深溝構造をした高圧ピンがいしを使用!
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続いて、こちらは全ての高圧配電線を片側へ寄せた、やり出し装柱による基本形である。
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高圧配電線はやり出しであっても、架空地線は特にやり出しにはしないものあったり、架空地線ごとやり出ししているものもあったりである。
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それから耐雪塩がいしについてだが、よく見てみるとこれは、変圧器への高圧引き下げ線支持用で使っているものは、また少し種類が違うのがわかる。
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変圧器は変台要らず。
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撮影地:広島県呉市
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一方ここでは、支持物に木柱を使用した旧式の基本形も見てみる。
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古い木柱では、高圧配電線引き通しの高圧がいしの種類は違っており、ここでは中国電力では旧規格品となる高圧ピンがいしを使用している。
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ここでは製造年も確認することができた。
製造会社は日本ガイシ製であり、製造年は1974年(昭和49年)とあった。
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ちなみにこちらの高圧がいしも、既にコレクションが完了している。
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こちらは、製造会社と製造年は、変わった位置に印字されていた。
製造会社は香蘭社製で、製造年は1966年(昭和41年)3月とあった。
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内部は深溝で3重構造!
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