配電線の上に、こちらは4条の遮蔽線!・こちらも同じく、古い高圧ピンがいし付き!
(3本のジャンパー線支持にピンがいし)
前ページに引き続き、154kVの柿生線(←この柿生線だが、ずっと昔は日本電力が建設した黒部幹線なり!はるか昔は日本電力東京送電線と名づけられていたそうな。)が縦横無尽に配電線の上部を通過しまくっているので
ここでもバリバリ遮蔽線を張ったものが確認できました!
(ん、というかこの遮蔽線は、かつての大昔にここに背の低い黒部幹線が通過していたこともわずかながらに関連していたともいえるか・・・うーん、でも、この配電柱はそんな昔からあるのか?)
しかもこちらは、遮蔽線の条数が1条増えて4条!!
そして同じく!こちらも高圧線が未更新であり、3本のジャンパー線支持には高圧ピンがいしを使っています!
ということで、まずは分岐元の電源側から追っていこう。
ここで、写真左奥の電源側は、近代的なCVTケーブルに途中で取り換えたようですが、そこからは突如!古びた銅線登場!
(CVTケーブルがある分岐元の方も、以前は写真の右に少し進んだところにも鳥居型とセットで4条の遮蔽線が張ったものがあったようですが、最近撤去されてしまったようです。
後ほどおまけとして掲載しておきます。
しかし、こういったことから、近年はやはり、遮蔽線は廃止傾向にあることがわかります。)
↑張られている4条の遮蔽線は緑に染まっていることから、これは緑青で錆びて変色した銅線かと思われる。
でもって、最初の1本に遮蔽線付きがあるわけですが、高圧付近は完全未更新w
遮蔽線から高圧用腕金から、この配電柱の建柱当初から変わっていない原型といっても過言ではないと思います。w
(高圧用腕金がまたショートなのが当時物らしい。勿論、そうとなれば、絶縁電線はもちろん銅線w)
反対側はこんな感じで!
運用停止中の柿生線(元黒部幹線)を入れて撮ることができました!
(送電線を入れて撮影すれば、この遮蔽線は送電線から誘起されて引き起こされる誘導障害防止観点のために張られているということが伝わるだろうか?w
まぁ今んところ、柿生線はしんゆり地区でご覧いただける通り、ジャンパー解放されているので、実際今は電気は通っていないようなのですがね
しかし今後、なんらかの不足が生じた場合に予備線として使うことにしているのか、送電線に電気が通っていなかったとしても、鉄塔の除却は進んでいない。)
なお、建柱年については、横浜市内のため、打ち替えされており、わからずじまいでしたが、これは中でもNTT札の方が大分古いです!
こちらは、民営化前の黒電話によくあった電電公社時代のエンブレムが見えました。
さて、柿生線との交差箇所はこんな感じ。
電話線等の通信線に対する通信障害的なものは、特にそれと送電線が並行に並んでいた箇所に発生していたようですが、こちらは送電線とそれらは平行にはなってはいない?
配電線に対する防止対策用だったのでしょうか?
(そもそも、通信線に対する誘導対策だとしたら、配電線の下に遮蔽線を張ると思うのです。)
さて、向かいのお次はこんな感じです。
しかし、トランスはどれも土台の要らない近代的なものに更新済みw
(がいしや電線よりもトランスの寿命の方が断然短いのがうかがえる。トランスは持っても30年ぐらいが限界であろう。)
上部の拡大写真です。
遮蔽線については4条もあるので、腕金の横幅は長いです!
しかしどれも当時物なのか、錆が激しいです。
反対側はこんな感じで!
この通り!
こちらも2の次に高圧に注目してみれば!!ジャンパー線支持がいしは完全未更新状態で高圧ピンがいしのままです!
そして終点は、グランドワイヤーは撤去されているようですが
高圧用腕金の横幅はこちらも短く古いようでした。
しかしトランスはどこも更新済みwという・・・
なお、古くから使っていた避雷器は残ってます。
(避雷器は傾いており、落ちそう。)

おまけ

ここからは冒頭で少し触れた、遮蔽線撤去済みのものですが、長距離に渡って遮蔽線を張ったものがすぐ近くにもあったので、おまけとして掲載します。

こちらは特に、鳥居型とのセットでしたので、かなり不思議な光景だったのですがね・・・
撮影に行ったときには撤去されていたので、残念です。
ここの遮蔽線については丁度
この辺りから始まっていた!
なので、鳥居型から高圧用腕金までは少し空間が空いています。
(いや〜その様相が見れなかったのが残念だ。)
そこからは何本かの間で遮蔽線を張ったものが続いていました!
高圧用腕金が少し下がっている区間が皆そうです!

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