ということで!まずは、関西電力ならではの基本形を紹介!
関西電力の配電柱の基本形はこうだ!
これぞ、関西電力管内によくありげの基本形!
一番のポイントは、変圧器への高圧引き下げ線支持に、くの字型の腕金を使っていることではなかろうか
次いで、高圧配電線引き通しの高圧がいしは、内陸部では普通の高圧ピンがいしが使われている。
但し、海に近い地域では、これが独自規格の裾広がり仕様耐塩高圧ピンがいしに代わる。
そして、配電柱の建柱年については、打ち付けられている電柱番号札(プレート)の下端のところに書いてあるようだ。
とりあえず、こちらの配電柱は1965年建柱で高さは14メーターといったところだなぁ
なお、ここではさらにその下にて!他では見慣れないプレートも発見!
ここはまたかなり細かい。
こちらは変わって、今度は高圧ピンがいしの配列が鉄筋コンクリート柱を挟まずに3:0に配置させたもの(全ての電線を外側へやり出し!)による基本形となっている。
なお、変圧器への高圧引き下げ線支持の腕金については、近代普及のものでは「くの字型」以外に直線仕様もあるようだ。
一方こちらは、やや旧型のやり出し装柱による基本形といったところだろうか
高圧ピンがいしの配列が3:0による基本形になるが、こちらは先ほどのものとは違い、高圧ピンがいしと高圧用腕金が2つずつ取り付けられたものとなっている
こういったものを個人的に準基本形と呼んでいる。w
こちらは再び、高圧ピンがいしを2:1に配置させたよくある基本形となるが、ここでは架空地線の支持を腕金でおこなわず、直接配電柱に取り付けたバンドとがいしを使って、架空地線の引き通しをしている。
どうやら関西電力管内にも、架空地線の支持をコン柱に取り付けたバンドで行うものがあるようだ。
なお、変圧器への引き下げ線支持の腕金については、「くの字型」ではなく直線仕様を使用
次いで、下段の箱型高圧カットアウト類を取り付けている腕金も、従来までは直線仕様の十字腕金が主流のようだったが
これも最近普及のものでは、途中で折れ曲がったものを使用するようだ。
そして!
高圧用腕金の取り付け向きについては、古いもの新しいもの問わず、今でも負荷側向き(配電線の終点方面向き)が普通にあるようだった。
その証拠写真がこちら!
先ほどのトランスが乗った基本形の引き通しの高圧用腕金であるが
写真左手前に引き留め柱がある通り、それは負荷側向き(車道に対して右向き)であるのが見て取れた。
ちなみに関西電力管内では、高圧配電線の終点箇所はこういう形が多い。
というのは、引き留めでトランスが乗ったこの形を示す!
こちらの配電柱の建柱年は2002年のようだった。

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