3本+1本、2本、3本のジャンパー線支持に耐塩皿がいしを使った旧式を連続して発見! その3
さぁ、坂の上には後もう1本、耐塩皿がいしを取り付けたものがある。ここではそれを見て行こう。
変圧器は土台不要で近代的だが、高圧本線はこちらも古い。
ここでも古い耐塩皿がいしが振り分け引き留めのジャンパー線支持用で使われている。
なお、小さな近代仕様の変圧器については、単相3線式の低圧電灯線用のようだった。
おまけ
右下では、これはかつて引き込み用で使用していたものだろうか、錆びまくった古びた低圧用腕金も発見!
アームの組み方がレトロだった。
なお、引き込み線については現状、その古い方では引き留められておらず、木製電柱の方で引き留められているのが見える。
実使用としての役目は大分前に終えたようだ。
さて、元に戻って、さっきの耐塩皿がいし付きを反対側からも撮影!
高圧用腕金の長さも変わらず1500mmの昔のものが使われていた。
さて、ここでさらに次のものを見て行くが、ここは柱ごと更新されているようだった。
形状はクランプがいしを2:1に配置させた基本形だった。
とはいえ、ここも昭和43年は耐塩皿がいしによる引き通しだったのだろう。
そして最後はこんな感じであった。
ここは最近変圧器を取り換えたようで耐塩皿がいしの姿は見えなかったが、引き留めの高圧用腕金に関してはここも未更新のようで短かった。
なお、変圧器については2台とも容量が10kVAのようで、三相3線式の200Vの動力用変圧器のようだった。
この配電線路の動力線の起点はここになるようだ。
ちなみに単相3線式電灯線(両方とも単相100V/200Vで使用・主に家庭用)の起点は、先ほどの耐塩皿がいしのある変圧器の方になっている。
それにしてもこのような取り付け方は、土台不要の近代の変圧器では見かけない。
引き留めの高圧耐張がいしの中央の黒い引き留めクランプカバーは、中央のものが落ちかかっていた。

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