構内用木柱4連発・内陸編
(現存せず。)
ここでは、構内用として偶然残った4本の木柱を紹介しよう。
東京電力の高圧配電線から高圧引き込み線が分岐されており、それを引き込んだ直後の支持物だが
ここから(責任分界点を超えた高圧需要家側の設備)は、突然支持物が古くなり
完全なる昭和物の木柱が登場!
↑使われている電線の種類もここでは違う!
左が古い銅線で右の東京電力側の配電線は、少し新しいアルミ線だ。
とはいえ、アルミ線の方も昭和48年頃に施設されたような面影がある。カバーがそうだ。
なお、PASを取り付けた1本目にあるこちらについては、元々区分開閉器はなしで、そのまま高圧引き込み線は両引き留めで引き込んでいたことだろうと思われる。
(※電力需要家側の設備については、PAS(高圧気中負荷開閉器)の取り付けが義務付けられている。
特に東京電力の設備では、2015年より高圧引き込み開閉器の取り付けは省略されることになったから、今後はより義務付けられるであろう。)
なぜなら、ジャンパー線支持を支持していたであろう高圧ピンがいしが両側に残っているからである。
それからここは、使われている高圧絶縁電線も引き込む直後と引き込んだ後とでは種類が違う。
このアングル見ると、左側が近代のアルミ線で、引き込んだ後の右側は古い銅線となる。
続いて、奥の3本の木柱はこんな感じである。
こちらはシンプルに昭和物!
高圧ピンがいしよる引き通しとなっていた。
なお、引き通し区間の高圧用腕金も、ここはいずれとも溝付き腕金の旧式である!
低圧がいしも唯の引き留めがいしではなく、湯のみを載せる茶台に扮した低圧茶台がいしとなっていた。

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