顔面日焼けが凄い電柱!!ww その1
(一部、配電線では見かけなくなった?センス札の説明付き)
ここでは、顔面日焼け(錆)が特に凄い配電柱を中心に紹介w
撮影地:東京都足立区
こちらは、東京都足立区の環七通り沿いにあったものだが
大通り沿いは排気ガスが凄いのか、錆びが強めの腕金が目立つ。
ここではその錆びが、まるで日焼しているかのように見えたのであった。w
続いて、その次の開閉器装柱も、またまた顔面日焼けが凄いことに!w
(現況:現存していない。)
(ここで開閉器とは、高圧配電線に設置されるスイッチを示す。一定の距離区間ごとに開閉器を設けることで、事故時や火災発生時、健全回線から切り離しができるようになっている。)
この先で他の高圧配電線との交差点があるため(現況、T字分岐)、それに対する誤接続防止のため、各相にRound(円形),Square(四角形),Triangle(三角形)のセンス札が確認できた。
ところで、このセンス札というのは、主に、3本中、各1本ずつある三相3線式の高圧配電線の誤接続防止のためにあるものであって

センス札の種類
色の種類 形状




四角形(Square)
円形(Round)
三角形(Triangle)
楕円形
↑センス札の意味を表でまとめてみた。

高圧配電線故障時の応急処置時や、負荷の切り替え等を行う際、一瞬で見分けができるよう取り付けられているのだそうだ。
色分けの種類については、黒、赤、白とあり、配電電圧昇圧時に中性線がある三相4線式の高圧配電線5200V(4線架線)の話が持ち上がった時には、緑のセンス札もあったようだが、私は見たことがない。
なお、この表示は、送電線でも地中から立ち上がったケーブルヘッド付近でも見かけるが、配電線にセンス札がある光景については、あまり見かけることがない。
また、他にはU,V,Wという端子記号もあるが、これについては、主に変圧器で使われるのだそうだ。
ちなみにこれは変圧器の1次側(高圧)がU,V.Wの大文字、2次側(低圧)がu.v,wの小文字になるみたいだ。

こちらは変わって、あのハンガー装柱の近くにあったものになる。
それと同時期に建てられて古いのか、腕金はかなり錆びついていた。
撮影地:千葉県柏市
こちらはちょっと離れて、千葉県柏市の水戸街道沿いで撮ったもの。
特に下段が古くからあるようで、良い感じに焼けて・・・いや、錆がオレンジであった。
撮影地:東京都足立区
ミスショットだが、ここは特に低圧動力線の腕金が特に古いみたいだ。
それにしても、動力用腕金が2本並んでいるのは珍しい。
これは長い腕金を切って短くしたのではなく!昔、高圧用で使っていた横幅1500mmの古いものである。
(昔はこの長さの腕金に、高圧ピンがいしや耐塩皿がいしを取り付けて、高圧配電線の引き通しをしていた。)
なお、ここはそれを支えているアームタイも古いようで、アングルが使われていた。
長さの比較をすると一目瞭然!
現在は、最上段にある横幅1800mmの腕金を使うのが主流である。
続いてこちらは、そこから数本飛んだところにあったものだが、ここも明らかに錆が凄かった。
アームタイは古いアングルが使われているから、これは1970年代の設備かと思われた!

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