小田原の木製電柱 その2
ここでは小田原市の石橋集落で発見した木柱を見ていく。
(ちなみにこちらの集落では後他にも、構内用と思わしき古い設備も確認している。)
歩いていくと早速、振り分け引き留め箇所で現役の木柱を発見!
下の方は、まるで大黒柱のように太かった。
プレートは打ち替えたようで、建柱年はわからず。
高圧耐張がいしの引き留めクランプカバーには、何やら他では見慣れない赤いテープのようなものが見られた。
続いて奥の方でも別の木柱を発見!
こちらは全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し装柱で、三相3線式高圧配電線から単相2線式高圧配電線へ切り替えたものだった。
なお、柱は古くとも、高圧用腕金類は1度は取り換えられている。
プレートはこちらも打ち替えたようで、建柱年はわからず。
奥の方ではさらに木柱が見られたが、これは東電のものではない。
これは石橋集落で独自で張っていた構内線かと思われる。
農業の電源用だったのだろうか?
周囲では他にも東電のもので木柱が見つかった。
ここでは3本並んだ高圧配電線を振り分けている。
さらにこちらは、奥の方でも後2本!
こちらは柱の色が濃いから防腐剤はクレオソートかと思うが
奥の方はその色が薄いから、こちらはマレニットかと思われる。
それにしてもこちらは、高圧用腕金が大分傾いていた。
ここでは道でないところ電柱が建っているから、中々鉄筋コンクリート柱への設備更新ができないのだろう。

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