三兄弟の耐塩皿がいしと旧式の耐塩型ケーブルヘッド
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こちらは題して3兄弟の耐塩皿がいしである。
3つ近くで並んでいる耐塩皿がいしがそう見えたのだった。w
おまけにここでは、昭和35年〜昭和55年頃まで普及していた耐塩型の旧式ケーブルヘッド付きで残っていた!
それでは見ていこう!
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ここでは、車1台入るのがやっとな感じの細い路地に1本だけ残っていた。
写真奥には多摩川の土手がある。
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大田区では、細い路地での耐塩皿がいしの発見もそれなりに多かった。
工事車両が入るのが難しいからだろうか
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さぁこちらは、ジャンパー線支持ではなく高圧引き込み用の支持となっているが、3つの耐塩皿がいしが見つかった!
それも各耐塩皿がいしは、間隔がほとんどない形で取り付けられていた。
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耐塩皿の製造年を確認する為、反対側へ!
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3つの耐塩皿がいしは、引き込みの区分開閉器と旧型の耐塩型ケーブルヘッドへ向けて張られているリード線の支持で使われているようだった。
それにしても旧型の耐塩型ケーブルヘッドと耐塩皿がいしの絶妙な構成は今回が初見だった。
どちらも耐塩系の古い装置で揃っており、見応えがあった。w
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海に近いことから、耐塩皿の黄ばみも凄かった。
敷き詰められた耐塩皿の製造年については、中央のもので確認することができた。1969年とある。昭和44年だ。
なお、耐塩皿がいしの構成については、こちらは比較的後に施設されたものだからか、耐塩ピンがいしに耐塩皿を追加した仕様の耐塩皿がいしとなっていた。
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ここでは高圧耐張がいしも塩害対策が行われていた。
溝のある方を川と逆に向けている。
潮風に当たっている部分は錆の色が凄まじい。
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続いて旧式の耐塩型ケーブルヘッドはこんな感じ。
真下から見ると3つのブッシングはまるで目のようにも見える。w
外箱も錆びが物凄かった。
昔の耐塩型ケーブルヘッドは、そうした外箱がある仕様の普及率が高かった。
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最後はこのアングルで!
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高圧絶縁電線については、最近になり、アルミ線へ更新されたのが見えた。
耐張がいし先端の引き留めクランプカバーであるが、アルミ線用のカバーになっている。
また、引き込み用の区分開閉器にあるリード線支持の耐塩ピンがいしには、耐塩皿が追加されていなかった。
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