ハンガ―装柱・変圧器2台仕様(横受け) その5
(現存せず。)
小田原に引き続き今回は横浜市青葉区での発見となった。
それがこれだ!
ある日、ストリートビューにて道幅の広い道で古いものがないかと探していたところ!
早速、架空地線の両引き留めに鳥居型を使う古いタイプを発見!(まぁ、架空地線自体は既に廃止されているが)
「これは何かあるぞ!」と思いきや探し続けていたら見つけた。
そう、今となっては東電管内では激レアになりつつある、ダブルハンガーだ。
東電管内では既に絶滅寸前状態である。
ちなみにお隣の中部電力管内では、ハンガー装柱は基本の取り付け方法となるが、私は東電管内の方のデザインが気に入っているので、探しているわけだ。
さて、ここではそんなダブルハンガー装柱が、奇跡的に架空地線も撤去されずに残されているので、全体像がいい感じで見えたのだった。
架空地線の支持もキャップではなく、旧式の腕金を使っている。
ここで再確認することができたが、旧型の変圧器については、前面に4つのフックがあり、それが丁度、ハンガーに固定できるようになっているわけだ。
追加で、反対側の撮影はこんな感じとなった。
左側からも古そうなタイプが並んでいたが、変圧器については皆更新されていた。
そんな中、ここだけ時代が止まった感じとなっていた。
近距離からももう数枚ほど撮影!
変圧器の容量についてだ、やはりこちらも両方30kVAようで、容量表示の文字色は一昔前の黄色文字となっていた。
また、変圧器2台で同容量となると、用途としては、200Vの三相3線式の動力用の変圧器となるようだった。
さて、高圧カットアウトの製造年確認だが、ここでは比較的若く、1981年製であることが見て取れた。
やっぱり容量表示が黄文字のトランスは、この頃に一時期流行っていたように見られた。
そして、遅れてから装柱されたものだから、平成の終わりまで運よく残ったともいえそうだった。
そして、変圧器への引き下げ線支持を支持する耐塩ピンがいしの向きについてだが、これについてはやはり、神奈川は横付けが多かったのだろう。
過去に小田原市内で見つけたものと同様で、やはり横付けになっていたのだった。
こうして横にして見ると、変圧器への引き下げ線支持の耐塩ピンがいしが横になって取り付けられているのが明確にわかる。

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