アーケード沿いの鉄骨電柱
配電線は、特には商店街のアーケードの上部に施設することもある。
通常は、配電線の支持物は鉄筋コンクリート製の円柱を使うが、商店街のアーケード沿いで、それを建てるのは到底無理であるから、これとは違った種類の鉄骨電柱が使われる。
今回は、東京台東区台東地区にある佐竹商店街にて発見した、白の鉄骨電柱を紹介しよう。
まずは佐竹商店街北側のアーケードに隣接する路地で見えた最初の3本から見てみよう。
手前側の2本に関しては、いつも通りの円柱であるが、奥からは白の鉄骨電柱が目立った。
どうやらアーケード沿いにそれは集中しているようだ。
なお、その上部に配列された3本の太い高圧配電線は、垂直配列となっているようで、アームもDアームとなっていた。
そのDアームも見た感じでは、少し長いように見える。
続いてこちらは、1本飛んで、メインストリートと接続された場所で発見
同じように鉄骨電柱が使われているようであるが
こちらはメインストリート沿いで、白だと目立つからか、柱は茶色に塗られていた。
続いてこちらはその向かいにあったものだが、こちらの色は白だった。
そして、こちらも柱は完全に角柱なのだが、Dアームは何事もなかったのように普通についていた。
角型形状をしたバンドもあったのか
続いてこちらは、その次の路地
アーケード沿いの構成については、やはり同じような感じであり、Dアームは少し長めのものが使われていた。
なお、ここは引き通しの交差分岐で、2つのDアームの間に腕金が1本追加されていた。
続いてこちらは、その次の路地
今度は全ての高圧を一旦引き留めている両引き留め装柱となっていたが、分岐のつくりは同じ感じだった。
続いてその次!
ここでDアームのサイズは普通サイズに戻り、同じような感じで1回線分岐をしていた。
そして最後、アーケードの終点にやってきた。
アーケード沿いは、縦型配列の高圧配電線が目立っていた。
通常の高圧配電線の配列は水平配列が基本であるが、建物との離隔距離等を考えると、どうしても電線の占有範囲を狭めた縦型配列が基本となるようだ。

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