古そうな引き留め柱(既に現存せず。)
都内の中野区にて、ひょろひょろした古びた高圧配電線を引き留めている古そうな引き留め柱を発見!
内陸部での発見となりましたが、高圧用腕金は結構錆びています。
やはり、引き留められている2本の高圧配電線(単相交流2線式)が細くなっているのがお気に入り。
耐張がいし先端の黒い引き留めクランプカバーも銅線用となっているので長いタイプになっています。
コン柱最上部に被せてある架空地線キャップもちょっと前のタイプ
内陸なので、変圧器への引き下げ線支持のがいしはピンがいしとなっています。
それがかなり錆びていることから、やはり、1967年前後頃から残ってそうな色合いです。
↓横の拡大写真はこんな感じで
 横の拡大写真!
こちらは再来した時に、同じものを横から撮った写真になります。
高圧配電線は細くても結構張力はあるようで、コン柱が少し左方向へ曲がっています。
それに土地が売却され、新築の建売物件になった為、変圧器の容量も少し増えたようで、変圧器は放熱板ありのタイプからなしタイプへと交換が行われたようです。
これとは別に「電気工事のお知らせ」が柱の下部にて確認できたので、そろそろ老朽化による交換でこちらの引き留め柱もとうとう見納めとなりました。
さて、なくなる前に!ここで再来したのには深い理由があります!
ついに最近、光学30倍の一眼を入手することができたので、それで取り付けられているがいしの製造年を撮影したかったのです!
グッっとここまで寄れますね!
2連結ある耐張がいしの内、先ずは左側のものを確認です!
すると、製造年はやはり1967年2月製造と推測的中!w
やはりこういったタイプは古いのですね
腕金は一度交換されていたとしても、がいし類は古くから使われていることもあるようです。
配電用がいしの寿命は大体50年といったところでしょうか
がいしのメーカーはロゴより、旧ロゴで日本ガイシ製ということがわかります。
因みに、一番右側のものは1964年製造で一番古い!丁度、東京オリンピックが開催された時です。
しかし、一番若いもので67年製なので、恐らく1967年にこの柱は建てられたんだと思います。
最終的な結論!ここを確認すれば建柱された年月も確認することができるのですが(地区によっては建柱の記載がないものもあり!)
ここでは肝心なプレートが一度貼りなおされたようで、電柱番号のみの記載しかありません。

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