足尾銅山の構内用配電線路 その12
1回線のみとなったものは
この右側で
2回線を張ってあったような形跡ありき設備も見えてきた。
唯ここでは、下段回線の高圧配電線しか反射しておらず、上段回線には高圧配電線はかかってはいないように見えるが
反対側より同じ支持物を望むと
上段回線にも電線がかかっていた。
どうやら
こちらの腕金を振り分けた振り分け引き留め柱より、上段の1回線が再び出現しているものと思われる。
だが、その方は使っていない停止線であることを後で知ることになる。
耐塩高圧ピンがいし2連引き通しの次には、またもやロングスパンのなるためか、H柱が続く。
中でもこちらは柱が茶色になっているから古そうだ。
(木柱なのかどうかまでは、鮮明には見えず。)
続いてその次もH柱であったが
こちらの設備は比較的最近設備更新をしたようであり、綺麗であった。
上段回線は、停止していて使っていないものかと思うが、ここではその方も併せて設備更新されているのが見て取れた。
その次も比較的最近になり、設備更新をしたようで綺麗であった。
なお、こちらの種類は山側へ向けて、2回線とも耐塩高圧ピンがいしによる引き通しとなっている。
ピンボケだが、同じものをもう1枚撮影!
しばらく進むと遠目であるが、続きの支持物が確認できた。
このエリアは、木柱である可能性大!
さらに進むと2回線区間はなくなり、やがて再び1回線のみの区間となる。
2回線を1回線にしているのは、写真奥の上にあるH柱である。
ここで再び上段の1回線を仮引き留めとしており、活線と思われる下段の1回線のみを通している感じであった。
その次は山の中間地点にあるようで、本柱も支柱も木柱としていた。
なお、以前はその先にも2回線は続いていたようであるから、その方は少し上部に空間を空けている。
2回線を引き留めている方を横から眺めるとこんな感じ。
この方はどうやら木柱である。
なお、上段回線を使っていないことは、ここで判明した。
引き留めクランプカバーの黒色が剥げていた。
続いて、本柱も支柱も木柱とした支持物の先はどうなっているのかということだが
今回はその辺も併せて、別アングルより撮影することができた。
先の方では再び木柱の支持物で、ここでは高圧配電線をほぼ90°にある形で振り分けていた。
その先は再び、高圧ピンがいしを使用した引き通しとなっていたが、ここから3本程、昔の3300V仕様の高圧ピンがいしを使用した基本形が続くようである。
なお、木柱の防腐剤の色の差は、所々で差があり。
先ほどの振り分け引き留め柱は、特に張力が加わりそうだから、強固な防腐剤を注入した木柱を採用したように見られた。
この先の基本形区間の木柱は、そこまで防腐剤は黒ずんでいない。
3本の基本形を超えた先では、再びロングスパンとなるためかH柱があった。
そのさらに先が恐らくこちらになると思うが、こちらは3本の鉄筋コンクリート柱を建柱したものと思われる。
そして!このエリアは松木川というのか?
最後はその川を横断し、H柱を建てたもの、1本の基本形と続き、左の建物あるところでこの構内用配電線は、終点となっていた。
この後は再び振り出しに戻って、別の1系統を追跡してゆく。

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