２本のジャンパー線支持に耐塩皿がいし　その４

こちらの耐塩皿がいしは東海道新幹線わきでの発見となった。
種類としては、高圧配電線の振り分け引き留め箇所での発見となったのだが
どうやら最近、そのうち下段の高圧用腕金については取り換えたようであり、耐塩皿がいしも1個減った状態での発見となった。
それでは見ていこう！

ここでは高圧用腕金が2本並んでいるうち、上段の方はなんら取り換えられずに済んだので耐塩皿がいしが残ったように見られる。

その左側にはかつて耐塩皿がいしがあった錆びていない形跡あり。
次いで高圧絶縁電線も、耐塩皿がいしが残っている方だけが銅線となっている。
しかしこの状態だと、全ての耐塩皿がいしは取り換え可能のようにも見える。

なお、耐塩皿がいしと高圧絶縁電線とを固定しているバインド線については

近代の頑丈そうな銀色のものに取り換えてあるようだった。

配電柱は角度を振った配電線を支持しているため、支柱が追加されていた。
なお、支柱付きの配電柱で耐塩皿がいしがあるのを見たのは今回が初だった。

次いで古い方のアームタイについてだが、旧式についてはどうやら近代の丸型ではなく平板だったようだ。

さて、耐塩皿がいしの製造年は反対側より望むことができた！

製造年は1971年を示していた。昭和46年である。
こちらも比較的設備が若いので耐塩皿がいしが残ったのかと思われた。
なお、耐塩皿がいしの種類については変わらず、普通の高圧ピンがいしに耐塩皿を追加したものとなっている。

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