1本のジャンパー線支持に耐塩皿がいし その1
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さぁここからは耐塩皿がいしの数が減って、今度は1本のジャンパ―線支持に耐塩皿がいしを使用したものを掲載しよう。
まずはこちら!
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ここでは高圧配電線の振り分け地点にて!
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1つの耐塩皿がいし発見!
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唯こちらの設備は、半分更新されている形跡がある。
右下は更新したようで、絶縁電線は太い近代のアルミ線、それから引き留めにも中実耐張がいしが使われている。
この感じだと、その辺は1990年代に更新された感じなのだろう。
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また、ここでは架空地線キャップとのセットでの発見となった。
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それにしても、こちらは更新されなかった上部の高圧用腕金の長さが短くなっており、また錆びも凄まじい。
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反対側はこんな感じ!
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古びた方は細い銅線だ。
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さぁここで耐塩皿の製造年確認だ!
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こちらの製造年は1965年とあった。昭和40年である。
それにしても、近代のアルミ線を支持する耐塩皿がいしもまたあまりないのでは?
耐塩皿の中にある高圧ピンがいしは、どちらかといえば旧式の銅線の支持用で普及していたはずである。
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おまけ
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こちらは環七通り側の電源側にあった引き通しであるが、また相当古そうだ。
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まず高圧用腕金が昔の短いもので長さ1500mmである。
その腕金の取り付け向きは車道に対して右側の負荷側向きである。
それから高圧絶縁電線は引き続き銅線で、腕金は錆びが物凄いが、引き通しは耐塩皿がいしとは行かない!
やはりその辺の高圧がいしについては、全てしっかりと更新したようだ。
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そしてこちらは、環七沿いに施設されている配電幹線の分岐点(今追跡した配電線の電源側)である。
大通り沿いに関しては更新されており、Dアームが目立っていた。
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なおここでは、斜め右方向に向けて高圧引き込み線の分岐もしていた。
それから分岐点には、避雷器も施設されている。
同じように古い電線路であるが、こちらのジャンパー線支持は10号中実がいしとなっている。
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