忘れ去られた耐塩皿がいし(構内用のもので)
ここで耐塩皿がいしがあるのは、左手前にある東電の配電線から区分開閉器を挟んで引き込んだ直後である。
責任分界点(財産分界点ともいい、電力会社と高圧需要家が管理する設備の境目を示す。)を超えてからは、構内用配電設備となるが
その構内用で、使われていない耐塩皿がいしを3つ発見
下段の引き込み口にPASを取り付ける以前にジャンパー線支持用として使っていたのだろう。
PASがあるので、残った耐塩皿がいしは今後使うことないと思うが、ここは残したようだ。
なお、高圧引き込み線の引き込み位置も少し変えられたようだ。
廃止されたストラップが正面を向いているのがわかる。
横はこんな感じ!
耐塩皿は少し浅いのが見える。
実は耐塩皿には、普通の高圧ピンがいし用と耐塩ピンがいし用の2種類があった。
なお、ここで使われているのは浅い方になるので、耐塩ピンがいし用の耐塩皿になるようだ。
こちれは特に手前側の耐塩皿が浅かった。
耐塩皿の製造年は確認できなかったが、中に入っている耐塩ピンがいしの製造年は確認できた。
1976年(昭和51年)製?とある。製造メーカーは那須電機鉄工製
そして最後
終点にある引き込み地点はこのような感じである。
こちらは高圧引き込み線の引き下げ地点は横付けなので、普通の高圧ピンがいしが使われています。

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