変圧器が一杯! その1
(現存せず。)
中東京変電所構内には、使い終えた大量の変圧器が保管されている。
(撮影年月日:2010年8月1日)
追記:2023年現在、同変電所構内を航空写真で見たところ、保管されていた変圧器類は、全てなくなっているのが見えた。
変圧器は随分前に使い終えたものだったのか、どれも古いものであった。
また、それが向いている向きもさまざまである。
このエリアでは、容量表記の文字は黄文字が多く、その容量は30kVA
中には錆びが強めのものもある。
また、各変圧器の前面には、ハンガー装柱にも対応できるよう4つのフックがある。
しかし最近じゃ、東京電力管内では、ハンガー装柱の新設は見かけないから、ある意味同管内では、その種の変圧器も貴重になりつつある。
なお、変圧器が収納されているラックのようなものには、小さく「上尾」との地名も書かれていた。
ここ中東京変電所があるのは上尾ではないから、この地名に関しては、かつて上尾市で使用していた変圧器という意味合いなのかもしれない。
一方こちらは容量が変わって、今度は20kVA
変圧器の容量の文字色は変わらない。
その並び方もまた、一部はアマノジャクもあり。
1番左上だ。そこだけは逆方向を向いている。w
また、20kVAにしては、変圧器は少し大きいような感じもした。
この大きさだと、50kVAであるかのようにも見えてしまう。
ここで保管されている変圧器には、黄色いシールが貼られているものもあった。
北熊谷保管、上尾保管、日高保管...
各地域にも変圧器の保管庫があって、最終的にはここに集められたということだろうか
ここでは右側、良い感じに錆びているものあり。
さて!赤ブッシング(スタッド型ブッシング)は、このエリアから見え始めた!
これはまたブッシングもギザギザ形状をしており、特に古そうだった。
なお、実際にそれが配電柱にある光景は、情報提供などにより3本は判明しているが、いずれとも私は撮影には至っていない。w
(いずれともギザギザブッシングでないものによる。)
2本は、山梨県富士吉田市、1本は茨城県の水戸市だった。
続いてその上部では、現在でも見られそうな青文字表記で20kVAの変圧器もあった。
文字色が違うだけでも、新旧の差が激しいかもしれない。
また、その下では、再び黄文字表記の20kVAの変圧器が見えた。
その背後の中央の後ろ側には、赤文字表記の20kVAもある。
先ほどのギザギザブッシングとはギザ数は減るが、赤ブッシングの20kVAの黄文字変圧器は、右上にある。
続いてその横では!10kVAの変圧器がずらりと並んでいた。
この型の変圧器だったら、まだ中部電力の配電柱でも見られた。
というのは、変圧器の形がややだ円形のような形をしていることである。
なお、こちらの変圧器も、いずれともハンガー装柱に対応できるよう、前面には4つのフックあり。
続いてこちらの円筒型は、今でも見られる型
しかしこれも今や、見ることができるのは青文字表記である。
中でもここは、赤文字の10kVAは初見だ。
この変圧器の保管庫は、黄文字表記が多いみたいだ。
こちらはまた、赤文字表記と黄文字表示が混じったゾーンだ。
変圧器の中には絶縁油が入っていて、それに引火すると危険であるから、下の方には大きく「火気厳禁」のホーロ―看板も見える。
しかしこのゾーンでは、一風変わった変圧器も見られた。 それは下に中央のものである。
10kVAにしては、少し幅があるかのようにも見える。
なお、そこのブッシングもやはり相当古いのか、赤ブッシングである。
そしてこちらは、緑文字表記で10kVA
この辺ならば、実際に配電柱でも見た例あり。

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