関西電力の2回線を追跡! その3
今回の米原での撮影は結構2回線の撮影が多かったため、ここからも続編としてそういったものを紹介しよう。
ということで、もう一度振り出しの米原変電所付近に戻り、今度はこちらの2回線を追ってみよう。
立ち上がった次は
やり出しで上下共に両引き留めしたものが見えた。
なお、架空地線の支持は、比較的最近の設備のようで腕金ではなく架空地線キャップとなっていた。
その次は建物側に高圧配電線を向けたもので、やり出しによる両引き留め
こちらは架空地線の支持は変わって腕金である。
腕金の場合は架空地線の遮蔽範囲をこのように広げることができるが、キャップの場合はできないみたいだ。
(東電管内にはある。)
その次は上下、高圧ピンがいし2連による引き通しで
左側では架空地線の分岐もしているので、架空地線支持の腕金が鳥居型ならずとやり出しに改造された腕金が混ざったレアなものになっていた。
反対側はこんな感じ。
続いて
その先で2回線は写真左側へ振り分けられているようだったが、下段で分岐した後の1回線は先へと進んでおり、橋も超えているので
配電柱の高さがかなり高くなっていた。
なお、2回線の振り分けに関しては、関西電力定番のラインスペーサーを高圧配電線に取り付けて行っているようだ。
その先、左に入った直後の写真はこちら!
この次は
スペーサーを取り付けたひし形配列から通常の水平配列へ戻っていた。
変換位置は高圧用腕金の左端だった。
そしてその次はまたもやピンがいし2連による引き通しとなっているが
ここは架空地線支持の腕金の形状がちょっと珍しい。
1本腕金ではなく2本の腕金を使い、やり出し改造版の腕金となっていた。
(東電管内ですと、これは千葉の方でよく見かけるが、関西電力管内ではあまりこういったタイプはない。)
年式は1974年だった。
反対側はこんな感じ!
こうしてみると、下段の腕金は少し長いようだ。
低圧用腕金が少し出ているのでそうなったように見受けられた。
また、変圧器への引き下げ線支持の腕金については、くの字型ではなく直線仕様となっていた。
その次は高圧用腕金を中央固定にした抱腕金で両引き留め
その先は東海道新幹線を超えるため、CVTケーブルに変換
こちらの2回線の追跡はここまでとなった。

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