関西電力の2回線を追跡! その4
その3からの続きです。
今度は米原変電所北側に向けて張られているこちらの2回線を追ってみよう。
こちらの2回線は北の方へ向かっていた。
追っていくと、上下でピンがいし2連となった準基本形発見!
各がいし配列の構成は、上部2:1、下段3:0という同管内によくありげの構成だった。
その後は米原線の送電鉄塔の目の前を通り
2回線バージョンの基本形を混ぜ合わせながら、北へと突き進む。
その後は下段の1回線だけを残し、本線である2回線は東の方へ向かっていたが
そっちの方は、かなりこう長が長いようなので、追跡はやめた。
ということで!今回は手前側へ張られている2回線を追跡しよう。
この先の1回線では、新たにもう1回線の立ち上がり柱登場!
上段の立ち上がりの幹線用開閉器として使われている自動式開閉器であるが、うまい具合に下段回線を交わしているのが見えた。
その先では、高圧ピンがいし2連引き通しで、高圧用腕金を家側に向かせた準基本形発見
ここは電線の長さの節約のため、反対側へ向かせた感じだろうか
なお、頂部には長ーい架空地線キャップが被せてあったが、ここでは珍しく、架空地線は頂部では支持させず
わざわざラックと低圧引き留めがいしを取り付けて、そこで架空地線の引き通しをしているのが見えた。
その後は再び、高圧配電線の向きが車道側に変わる。
形状はごく普通の基本形
その後も同じく、上下でがいし配列を揃えたものが続出していたが田んぼや畑になった瞬間、高圧配電線は畑側を向き始めていた。
この場合は配電柱が右側へ傾いているので、高圧がいしの配列としては3:0のやり出し装柱にした方がいいと思うが・・・
電線の長さ節約のため、そうしたのだろうか
その先しばらく進むと

両回線とも抱腕金にした両引き留め装柱で、下段回線のみ区分開閉器を取り付けたものを発見
避雷器については東電管内で見かけるものとは種類が違っていた。
その先は、(写真右側の方で)大きく振り分け!
その後は関西電力らしい、上下でがいし配列を揃えない基本形発見!
なお、こちらは目の前に支線が張り出しているため、変圧器への引き下げ線支持の腕金にはくの字型の腕金は使われていなかった。
それと同時に、どうやら斜めに変圧器への引き下げ線を引き下げたい場合は、この形となるようだ。
その後は、上段2:1の基本形で下段は両引き留め、さらに下段では1回線を住宅地へ分岐したものを発見!
なお、この分岐先には、こちらのピンがいし2連引き通しあり
腕金の長さの種類については結構ありそうだ。
その後はまたまた関西電力らしい基本形発見!
なお、こちらはトランスはなかった。
そして!
そして、この先で下段の1回線はトランスを乗せながら終点となっていた。 ここからは遠方電源用に張られた最上段回線の出番である。
こちらの2回線の追跡はこれにて終了!

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