形は決まっているが、肝心な耐塩皿がいしは使われていない! その1
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使われていない耐塩皿がいしがあったのはこれだ!
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今回は振り分け引き留め箇所での発見となったのだが、やたらと耐塩皿がいしは多いような気がした。
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どうやらここは、元々古くからついていた耐塩皿がいしを一度交換して、いくつもの耐塩皿がいしが残ったように見られた。
一番古いのは左端のものであり、耐塩皿に普通の高圧ピンがいしを仕様制定した初期の耐塩皿がいしとなっている。
これをどうやら、後の1970年代初頭に登場した、耐塩高圧ピンがいしに耐塩皿を仕様制定したものへ取り換えたようだ。
しかし一番左端については、やはり高圧耐張がいしを支持している2枚ストラップと重ね付けされているから、取り外しができず、依然として残り続けたようだ。
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やはり近代仕様は、耐塩高圧ピンがいしに耐塩皿を追加した構成が多い。
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反対側はこんな感じ
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いくつもの耐塩皿がいしが残っており、不思議な感じがした。
千葉では元々、使い残しで何かと一緒についているため、外せずに残ったものが多かった。
10号中実がいしへ交換する際も、その隣に依然として耐塩皿がいしが残り続けたものもいくつか確認している。
今回はそういった意味合いでも、ある意味珍しいものだった。
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製造年は、割と新しめの耐塩高圧ピンがいしが入っている方の耐塩皿が1971年(昭和46年)を示しているようだ。
やはりそれが新しいみたいだ。
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