引き留めながら！がいしの隣に黒の物体　その１

今回もまた2段階中、1段階移設された設備での発見となった。
埼玉県内では配電柱丸ごと設備更新を行う場合は、1段階(古い配電柱から仮の配電柱へ配電線を移線)、2段階(仮の配電柱から元々古い配電柱があった場所に建てられた新しい方へ配電線を移線し戻す。)の順に移設作業が行われている。

ここもどうやら終端に限流ホーンを施設するために(ちゃんとした設備とするために)、設備を一新したようである。
なお、架空地線については珍しく残したようで、真新しい架空地線キャップも確認できた。
低圧については、1段階移設中であるから、変わった引き留め方となっていた。

さて、限流ホーンだが、ここは引き留めとなるから、両側のみジャンパー線を上げての取り付けとなっていた。

しかしジャンパーを上げたこの感じは、まるで都市型配電線の終端でスリップオンがいしを取り付けた構成を思い出すような感じである。
でもこれは単に避雷設備であるから、変圧器はない。

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