柱上の各設備の種類(東京電力の電柱編)

<<スイッチ関係>>

開閉器:Switch

開閉器とは、配電線路を入、切するのに使われるスイッチをいう。
電柱の上の方によくカニのような形をしたものがあると思うが、それが開閉器になる。
配電用開閉器の操作方式は2種類あり、手動式と自動式があるが、近年は遠隔操作ができる自動式が主流となっている。
また、開閉器は基本的に配電線のこう長2km以下ごとや配電線の分岐箇所に取り付けることになっている。

まずは、大雑把に、開閉器の操作方式の種類を挙げた後、細かい説明に入ろうと思う。
手動式開閉器の例
手動式開閉器については、遠隔操作が可能な高圧結合器や制御器類は見当たらず、開閉器を直接操作できる2本の操作紐があるのみ。
自動式開閉器の例 その1
(制御器用電源トランスあり)
 
自動開閉器装柱の基本構成については、上記写真の上から自動開閉器、高圧結合器、制御器用電源用トランス(容量は10kVA)、制御器(子局)といった構成となっている。
なお、制御器の電源を取り出すための10kVAトランスについては、別の配電柱に変圧器を取り付けたようなところでは、それがないところもある。
変圧器への引き下げ線は普通に電線のまま引き下げるものもあるが、中にはスリップオンがいし(PDがいし)を取り付けて、そこで一旦CVTケーブルに変換し、トランスの目の前で再び電線に戻すといった引き下げ方式(都市型配電の真似)のものも中にはある。
それを上記右写真に示す。
自動式開閉器の例 その2
(制御器用電源トランスなし)
上記写真の構成は同じく、右上から順に自動開閉器、それが取り付けられている2本の高圧用腕金上に高圧結合器、柱の下部に制御器(子局)といった組み合わせとなるが
こちらは別の配電柱に容量に余裕を持った変圧器が取り付けられているのか、この自動開閉器装柱には、制御器用電源を取るための10kVAトランスがない例となる。
なお、高圧結合器は配電線の現状の情報を逐次読み取り、その情報を制御器へ、制御器を使って開閉器に指令を出し、自動開閉操作を行う仕組みとなっている。
その自動開閉操作については、操作電圧で投入を行い、操作電圧がなければ開放を行う。
制御器の形については、初代は丸型のものが主流であったが、2012年頃からは変わって、四角い制御器も登場した。
さらに、自動開閉器もセンサ内蔵型が登場するなどし、これらの配電自動化も急速に発展してきている。
センサ内蔵型の自動開閉器の例
制御器も徐々に四角形のものに換わってきている地域が続出!
最新鋭の四角くなった制御器は、以前より高精度な情報を読み取ることが可能となったようだ。
開閉器の操作紐の色分けの意味
基本的には開閉器の操作紐の色は赤が入の意で白が切の意となっているが、最近では緑を切の意で出しているメーカーもある。地方では茶色を入の意で出しているところもある。
<<各開閉器の用途及び種類の紹介!>>
初期型から紹介!
初期型の開閉器
油入開閉器(OS:Oil Switch)
昭和初期〜昭和30年代前半頃までの古くは、全国で油入開閉器なるものが使われていた。
これは、今の真空開閉器やガス開閉器、気中開閉器等とは違い、中に絶縁油が入っている。
油入開閉器の特徴については、縦に長く、また、開閉器を操作するハンドルの形状が今のように直線ではなく大きく曲がっているのが特徴である。
唯、この油入開閉器は、雷による故障の際、中の油の噴出事故があって、その油が歩行者に降りかかるなどした事例等があったため、廃止に至った。
(そういったことから、現在は取り付け自体禁じられている模様。製造もされていない模様。唯、古い鉱山等では未だに放置されていることもある。)
その結果、中に油を入れない真空開閉器やガス開閉器、気中開閉器が次々に開発され、実用化されていったといった感じである。
そのため、油入開閉器は昭和40年代以降より急速に数を減らし、現在は電力会社の柱上で見ることはまずなくなった。
古くから残る鉱山の廃電線路に残されていた油入開閉器の例 その1

高圧配電線路は完全に断線されており、現在は使われていない。
なお、写真の支持物(木製電柱)は谷横断のため、2本立てとなっている。
一方こちらは、いまだに高圧需要家内に残されていた油入開閉器の例 その2
廃高圧需要家柱に今時油入開閉器が残っているのはかなり珍しい。
油入開閉器のハンドルの形状はこうなっている。
<<<現在の開閉器の種類>>>
現在、東京電力管内で使われている開閉器の種類については、大きく分けて、気中開閉器(AS:Air Switch)と真空開閉器(VS:Vacuum Switch)の2種類がある。
定格電流については、300Aと600Aの2種類がある。
ガス開閉器(GS:Gas Switch)については、東電管内では実用化はしていないが、配電線工事用の開閉器として一時使われることはあるようだ。
他には、東京電力が管轄しない高圧契約の高圧需要家内では、高圧気中負荷開閉器(Pas:Pole Air Switch)なるものもある。
それでは順番に紹介していこう。
普通の気中開閉器(AS)の例
(手動のみの操作しかできないタイプ)
 
まずはじめに登場した手動式気中開閉器はこれになろうかと思われる。
続いて、気中開閉器(AS)や真空開閉器(VS)については、他に自動式のものDCASとITASの2種類ある。
ここでDCASのDCとは、Direct Current(直流)の意味であり
柱上で変圧器を用いて、単相交流(AC:Alternating Current)電圧6600Vを交流電圧100Vへ落とした後、直流電圧90Vに変換したもので自動開閉器を直流電圧印加方式操作できる自動開閉器を示している。
なお、自動開閉器については、電圧を印加することで投入(閉路:スイッチ入)、電圧を印加させないことで開放(スイッチ切)できるようである。
自動開閉器が登場した初期の頃では、これをAC(交流電圧印加)方式で操作していた頃があったようだが、近年では交流電圧で操作するよりも直流電圧で操作する方が効率がよいとのことで、DCASが当たり前の世の中になったようだ。
次いで、ITASも正式的に述べればITDCASになろうかと思うのだが、DCで操作できる自動式開閉器は、登場後40年程が経過し、当たり前になったためか、ITASについてはDC表記は省略したようである。
続いて、ITASのITの意味について述べる、ITとは通信の意味かと思われる。
これはDCASの進化系で、より性能が向上したものとなる。
近年、情報社会の発展で、配電用開閉器の制御方式も年々、変化しつつある。
そういった高度な情報通信が可能となった結果、ITの文字をつけたのだろう。
※2018年2月訂正:プロの方よりDCASのDCは、Device Controlの意味ではなく、Direct Current(直流)の意味であり、自動開閉器を直流電圧で操作する意味合いだという情報を頂きました。
その他、交流電圧印可方式で操作する開閉器は昭和50年代頃に登場したが、近代は直流電圧操作方式で操作する開閉器が主流であるとの情報を頂きました。
直流電圧印可方式で操作する気中開閉器(DCAS)の例
 
上記写真のDCASは自動化されていないものだが、DC表記があることから自動化にも対応できる仕様になっている。
光センサ内蔵の気中開閉器(ITAS)の例
 
DCVSよりも性能が大幅に上がったものが最新のこれになる。
直流電圧印可方式で操作する真空開閉器(DCVS:Direct Current Vacuum Switch)の例
 
真空開閉器にも気中開閉器のように直流電源で操作できる仕様が登場したようであるが、近年はそういった真空開閉器よりもITASの方が増加傾向にあると思われる。
高圧気中負荷開閉器(Pas:Pole Air Switch)
電力会社側の配電設備ではなく、高圧契約の高圧需要家側が管理する高圧引き込み柱には高圧気中負荷開閉器(Pas:Pole Air Switch)が設置される。
なお、そのPASの取り付けは近年義務化されたから、古くから使っているところではまだその取り付けがなされていないところもある。

配電線の工事用開閉器として使われるガス開閉器(GS:Gas Switch)の例
 
お隣の中部電力管内では、配電用でガス開閉器(GS:Gas Switch)なるものも登場し、実用化されているが、現在、東電管内で使われるガス開閉器は工事用のものでしか見かけていない。
自動式開閉器が登場した理由

油入開閉器も含め、当時は勿論、開閉器は手動式であったため、雷による配電線故障が発生した場合は、現地に作業員が行き、開閉器の開閉操作を行っていた。
そのため、復旧作業は大幅に時間がかかっていた。
そこで、これを少しでも防止しようとの目的で登場したのが自動開閉器(配電自動化システム)である。
自動化することで遠隔操作ができ、雷による配電線故障事故による故障区間の切り離し、復旧作業にかかる時間は大幅に削減することができたようである。

雷に強い開閉器も登場!

最近では雷に強い耐雷仕様の開閉器が登場しているから、高圧用腕金上で避雷器を見かけることがかなり減った。
なお、耐雷開閉器については、メーカー名、アンペア数等を示す文字色は青文字となっている。

開閉器の用途の種類
開閉器の用途による種類は3種類あり、幹線用開閉器(自動式開閉器使用で常時閉(入))系統連系用開閉器(常時開放(切))区分開閉器(常時・入で網目に分かれた配電線との境目や高圧需要家との境目で使用)がある。

その用途を図で表すと以下のようになる。(この図はあくまでイメージです。)
実際のとある設備でそれを示すと以下のような形に

自動式の真空開閉器が幹線用開閉器として使われている例

幹線用開閉器は常時閉(入)となっており、自動式開閉器が使われる。
また、回線名プレートの表示はない。
手動式の気中開閉器(AS)が系統連系用として使われている例
系統連系用開閉器は常時開放(切)となっている。
ご覧の通り、写真は系統連系用のものであるから、緑色の切の紐(常時開放(切))が下がっているのがわかる。
系統連系用開閉器の柱にある回線名表示プレート(支社別による境目にあったもので)
系統連系用開閉器の場合は、普通の幹線用開閉器とは違い、支社別の系統連系になることもある。その場合、柱にはそれを示すプレートがしっかりとある。
これを見れば、どの配電用変電所から電源が来ていて、何線と連系できるかがるかわかるようになっているというわけだ。
系統連系用開閉器の柱にある回線名表示プレート(同支社管内のもので)

一方で、同支社管内の配電線路であっても、系統連系用開閉器になっているところがある。
その場合は支社名、責任分界点は書かれておらず、別線路の境目であることを示すプレートがあるのみ。
高圧需要家との区分開閉用として使われる気中開閉器(AS)の例 その1
地中で引き込む場合
 
高圧需要家(高圧契約)との境目に使われる区分開閉器は気中開閉器(AS)が使われる。
区分開閉器を通った後は、ケーブル端末によってCVTケーブルに変換され、その後は地中を通って高圧需要家側のキュービクルへ接続されている。
高圧需要家との区分開閉用になるので、特に停電作業等を行っていない場合などは勿論、常時は入の状態となる。
高圧需要家との区分開閉用として使われる気中開閉器(AS)の例 その2
(架空線のまま引き込み、高圧需要家側にある高圧引き込み柱に高圧気中負荷開閉器(PAS)がある場合の例)
上記に電力会社側の配電柱から高圧需要家側が管理する高圧引き込み柱に高圧引込み線が分岐される例を示す。
その境目は責任分界点と呼ばれる。
電力会社側の配電柱には気中開閉器(AS)が設置され、高圧需要家側が管理する高圧引き込み柱には高圧気中負荷開閉器(PAS:Pole Air Switch)が設置される。
なお、高圧気中負荷開閉器(PAS)の取り付けは近年義務付けられたばかりであるから、古くから使っているところでは未だにないところも存在する。
高圧需要家との区分開閉用として使われる気中開閉器(AS)の例 その3
(架空CVケーブルで引き込む古い例を示す。)
最近では区分開閉器に青文字で「引込」の印字があるものも登場している。
高圧需要家との区分開閉用として使われる青文字の耐雷仕様の気中開閉器(AS)
 
高圧用腕金上には避雷器が見当たらない、よって、青文字の開閉器はどうやら耐雷を意味するようだ。
こういった青文字の開閉器は、高圧需要家との区分開閉目的で使われることがほとんどだが
中にはフェランチ効果対策として近年、工業団地で登場し始めているコンデンサーの保護開閉装置の区分開閉用として使われることもある。
フェランチ効果については後述のこちらを参照されたい。
高圧引込み線の区分開閉目的以外で「引込」の青文字がある気中開閉器(AS)が使われている例
 
高圧需要家との境目に区分開閉器なし
2015年(平成27年)からは、高圧需要家との境目にある区分開閉器を省略したタイプが登場し、今後はこういったものが増えつつある。
写真右側、林立する配電柱が東電管内が管理する配電設備になり、手前側で高圧引込み線を分岐しているのだが、区分開閉器が見当たらない。
コスト削減のためなのか、2015年3月頃からは区分開閉器を使わずに高圧引き込み線を分岐するタイプが登場している。
(特に最近では、大手コンビニチェーン店でも高圧で受電する需要家が増えたが、そういった箇所での分岐でも区分開閉器を取り付けないものを新設で多く見かけている。)
ご覧の通り、電力会社側の配電柱には区分開閉器はなく、高圧需要家側のみに高圧気中負荷開閉器(PAS)があるのが確認できる。
<その他>
分岐開閉器(正式名称不明)
開閉器内部での回線分岐が可能
これは見かけることはかなり希少であるが、中には開閉器内部で分岐ができる仕様の開閉器も実在している。
種類は2種類あるが、今は電線の吹き出し口を90°ずつ曲げながら分岐できる仕様の開閉器がメインのようだ。
これは、予備の回線を設ける際に使われるのがメインのようである。(言わば、系統連系用開閉器と一緒の動作をするタイプのものかと)
分岐開閉器の種類 その1(こちらは旧型)

普通の開閉器と比較するとやや大きめであるのが特徴

予備の回線も設けているとの意味合いなのか、予備の字が確認できる。
そして、2回線別々に操作可能なのであろう、引き紐とハンドルはそれぞれ2つずつあるのが確認できる。

反対側には6つの電線吹き出し口(ブッシング)あり。

写真のものは片方は地中へ引き下がり、もう片方は別の回線へと分岐されていた。
分岐開閉器の種類 その2(新設は全く確認できないが、こちらが恐らく最新型)

分岐開閉器の施設例

最新型は90°ずつ曲げながら分岐できるのが特徴
針の位置でお分かりいただけると思うが、今は本線側の電源が稼働していることがわかる。

最新型の分岐開閉器は、茨城県の筑波山山頂付近にて、1か所で確認できたのみ

小さなスイッチ関係(主にトランスの保護をすることが目的の装置)
高圧カットアウト
高圧カットアウトは主に、変圧器の保護目的として使われる。
中にヒューズが入っており、雷の異常電圧が印加された際、ヒューズが溶断し、電路から切り離すことができるようになっているのだ。
また、高圧カットアウトは、一時的な建物の工事用電源の区分開閉用として使われることも稀にある。
(昔は高圧引き込み線を分岐する際に、今でいう区分開閉器の代用として使っていた頃もあった。また、ダルマスイッチを使うこともあったようである。)
種類は円筒型高圧カットアウト(CF:Cylindrical Fuse)と箱型高圧カットアウト(PC:Primary Cuttout)の2種類があるが、今は円筒型高圧カットアウトが主流となっている。
また、昭和初期〜昭和30年代前半頃までは、高圧カットアウトの前身として、がいし型開閉器(ダルマスイッチ)が使われていたが、遮断能力は高圧カットアウトの方が上位であるから、現在は使われていない。
ドロップアウト状態の円筒形高圧カットアウトの例
中にはこういった筒形のヒューズが入っている。
円筒形高圧カットアウト(CF:Cylindrical Fuse)の例

円筒形高圧カットアウトはもともと、耐塩を考慮して開発された可能性が高い。
上記写真は耐塩高圧カットアウトで神奈川県相模原市内にて、1966年(昭和41年)製のものを内陸部で確認した。
内陸部に耐塩型があるのは、耐用年数を稼ぐことが目的だったものかと考えられる。
最古のものが66年製であったから、円筒形高圧カットアウトは大体この頃に登場したものかと推測される。
(黒い蓋の形は当時とは変わりました。)
この種類については、実はもう1つ黒い蓋がないものも実在していたようだが、現存数が全くなく、その光景を写真に収めることはできていない。

区分開閉用として使われる円筒形高圧カットアウトの例

工事現場で使われる工事用電源の短期間による作業では、区分開閉器の代用として高圧カットアウトが使われることがある。
今の円筒形高圧カットアウトが登場するまでの歴史
元々、高圧カットアウトが登場する前の昭和初期〜昭和30年代頃まではダルマスイッチ(がいし型開閉器)が使われていた。
その後、昭和30年代中期〜昭和40年代前半になると、今度はそれよりも遮断能力が優れたプライマリカットアウト(PC:Primary Cutout)が登場し使われはじめた。
(今でいえば、それは箱型高圧カットアウトになる。)
なお、箱型高圧カットアウトについても、既に東京電力管内の配電設備からは姿を消している。
そして、昭和41年頃からは、今の円筒形の高圧カットアウトが登場し、これが今現在メインのものとなっている。
再度まとめとして、登場順序をまとめると以下のような感じだ。↓
1.がいし型開閉器(ダルマスイッチ)色:茶色 使用時期:昭和初期〜昭和20年代  配電電圧:3300V時代
2.がいし型開閉器(ダルマスイッチ)色:白色 使用時期:昭和20年代中期?〜30年代前半頃  配電電圧:3300V時代 or 6600V設備が少しずつ混在
3.箱型高圧カットアウト:PC 色:白色(中には蓋が黒く塗られているものもあった) 使用時期:昭和30年代後半〜昭和40年代  配電電圧:ほぼ6600V設備へ移行済みの頃
4.円筒形高圧カットアウト:CF 昭和41年頃〜蓋の形状が多少変わったが現在まで! 配電電圧:6600V
重塩害仕様の高圧カットアウト その1
なお、塩害が著しい重塩害地域では、高圧カットアウト取り付け金具保護のため、その取り付け金具に耐塩用CF支持がいしを追加している。

重塩害仕様の高圧カットアウト その2

ここで、耐塩用CF支持がいしがある意味について述べる。
高圧カットアウト取り付け金具は腕金との取り付け地点で大きく曲がっているから、塩害による錆が進行すると折れやすい
よって、耐塩用CF支持がいしの皿の中から金具を出すことで、錆びにくいようにしている(錆の進行を極力防ぐ)のが目的かと思われる。
耐塩用CF支持がいしは最古のもので1965年(昭和40年)製を確認した。
当時物にはメーカー名が詳細に書かれている。

耐塩用CF支持がいしの中身(破損したもので)

なんとも、長年の塩害に勝てなかったのか、耐塩用CF支持がいしが破損し、その中身が落下しそうなものを発見することができた。
ここで中身を確認することができた。
耐塩用CF支持がいしの中にはこのようながいしが入っており、それで高圧カットアウト取り付け金具を支えているようだ。

今は耐塩用CF支持がいしよりも耐塩ピンがいしを使うことが増えてきた。
最近では、耐塩用CF支持がいしよりも耐塩ピンがいしを使うことが増えてきている。
また、変圧器もコスト削減のため、変台(変圧器の土台)不要のタイプも登場しているから、高圧カットアウトも変圧器から伸ばしたアームで支持できるものが主流になりつつある。
その場合は、高圧カットアウトの取り付け金具に耐塩ピンがいしを追加しているものがある。
耐塩ピンがいしによって高圧カットアウトが支持されている例
変台がない最新タイプの変圧器で確認することが大半である。
写真は変台があるもので確認
低圧カットアウト
過電圧からトランスを保護するため、高圧1次側には高圧カットアウトがあり、またこれに合わせて低圧2次側には低圧カットアウトがある。
低圧カットアウトの方だが、近年ではレス化が急速に進んでおり、最新の変圧器では2次側を眺めても見かけないことが増えてきた。
変台がある従来の変圧器では、変圧器更新時に低圧カットアウトが撤去されたものを多く見てきた。
低圧カットアウトの例
その他・高圧需要家側で使われる小さなスイッチ
断路型避雷器
(負荷断路器及び弁抵抗型の避雷器)
これは、高圧需要家側に施設される高圧負荷開閉器の負荷側に避雷器を施設したい場合に、負荷断路器と避雷器とのセットで施設されるものである。

断路型避雷器の使用例

重要設備(水門)で施設を確認
基本的に普通の高圧需要家柱では見かけることはない。

↑運よく、役目を果たした中古品がオークションに並んでいた。

負荷断路器本体については、1993年(平成5年)の日本高圧電気製であった。

一方こちらは、セットで付いてきた弁抵抗型避雷器である。

こちらは明電舎製であった。

避雷器(ひらいき)
別名:アレスタ(Arrester)
避雷器とは、名前の如く、雷が落ちた場合に加わった過電圧を逃す仕組みを持っている。
別名、アレスタ(英語で書くとArrester)とも呼ばれる。専門用語ではLAと称されることもある。
高圧負荷開閉器については、開閉器に避雷器が内臓されている場合は開閉器にLAとの表記があるものも実在する。
LAとはLighting strike Arresterの略であろう。直訳すると、雷の捕獲役といった感じだ。
避雷器は、昔は変圧器を敷設する場合に取り付けることがあったが、今はがいし等が耐雷化されたから、古くから残っているもの以外で見かけることはほとんどなくなった。
一昔前までは、高圧配電線の分岐箇所や立ち上げ、引き下げ箇所、開閉器装柱で見ることもあったが、今はこの種でも見かけることは少なくなった。
種類は古いものでは、黄銅色のカバー付きのものも見かける。透明のものも数少ないが、一時期登場していたようだ。
背丈が高いものも登場したが、今は背丈は低いものが主流である。
開閉器装柱で使われている避雷器の例
背丈が高いタイプ
 
高圧配電線の引き下げ、立ち上がり箇所で使われる最新の避雷器の例
背丈が低いタイプ
 
透明な避雷器の例
一時期登場?
 
黄色のカバーがある古い避雷器の例
もはや今では生きた化石。1970年代後半頃の古い設備で見られることが多い。
 
黄色のカバーがあるものはよく塩害(遠方からの季節風によるもの)地域で見かけることから、塩害対策としてカバーが取り付けられているものかと推測する。

最近では避雷器や架空地線の次世代版として、雷害対策としては以下のものが登場している。

限流ホーン
限流ホーンは2012年(平成24年)より雷多発地域(群馬県、栃木県、埼玉県)での取り付けが始まり、現在では広範囲でも最近新設された配電設備で見かけることが所々で増えている。
既設の配電設備でも取り付けられた光景を複数確認しており、特に、栃木県、群馬県は既設に取り付けた箇所も多くある。
構造は、酸化亜鉛系の限流素子が内臓されており、雷(らい)サージを遮蔽する目的で取り付けられるのだそうだ。(動作は中部電力管内で見かける耐雷ホーンとほぼ同様のようだ。)
雷サージとは、配電線への落雷時、瞬間的に発生する過電圧や過電流のことを示す。
限流ホーンの役目としては、雷による断線事故目的として取り付けられるクランプがいしの手助けをするものでいいかと思う。

 

種類は真ん中のみ突き出たタイプとギザギザのタイプとで2種類あり

新設で新たにクランプがいしのそばに取り付けられた限流ホーンの例

 

既設に増設された隣り合わせと両端に取り付けられた限流ホーンの例

柱上変圧器(ちゅうじょうへんあつき)
(柱上トランス)
柱上変圧器とは、6600Vの高圧線を家庭で使用できる低圧電灯線100V、もしくは工場のモーター等で使われる動力用に低圧動力線200Vに降圧できる装置を示す。
よく電柱の上にドラム缶みたいなバケツが乗っかっていると思うが、それが変圧器になる。
変圧器の台数の意味合いについては、2台乗っかっていればそれは動力用、1台乗っかっている場合は電灯用と見分けができたが
土台が要らない新型変圧器の登場で、今後はそういった見分け方はできなくなると思われる。
また、土台が要る従来の変圧器を使ったものであっても、栃木にある特殊な低圧4線式の場合は、そういう意味合いではないこともあるから、そこは注意願いたい。
配電柱上に設置される配電用変圧器の例
(変圧器を設置する場合の基本形)
変圧器の容量はkVA(キロボルトアンペア(皮相電力の意))で表される。
容量については、2kVA,5kVA 7.5kVA(7 1/2表記もあり),10kVA,15kVA,20kVA,30kVA,50kVA,75kVA,100kVAがあり、また、都市型装柱用で昭和50年代からは50+125kVAも登場したが
現在は電力需要が増加したため、東京電力管内では10kVAより小容量の変圧器は実在していない。
容量表示の文字色は古いものから緑文字、赤文字、黄色文字、そして現在主流の青文字があるが、色の意味は忘れてしまった。
(以前、詳しい方に聞いた情報によりますと、変圧器内部で使われているアモルファスやモールド等の材質で色分けがされていると聞きました。)
変圧器の種類を一部、写真で紹介

中東京変電所にて保管されていた旧型の変圧器の例
容量表示が7と1/2(7.5kVA)表記となっており、比較的珍しいものになる。

旧型の10kVA電灯用トランスの例
容量表示は赤文字となっており、形状は箱型!今となってはかなり珍しい旧型の変圧器となる。
神奈川県伊勢原市内で発見!
最新の変圧器では見かけることがなくなった、前面にある4つのフックはハンガー装柱に対応できる仕組みとなっている。
ハンガー装柱については後述に掲載のこちらを参照されたい。

 

15kVAの動力用ダブルトランスの例
容量表示の文字色は左が赤で右は黄文字であった。
まだ30kVAトランスが少なかった頃の時代のものであろうか。現在では全く目にすることがなくなった。新設はしていない模様
こちらも神奈川県伊勢原市内で発見

旧型の20kVA電灯用トランスの例
こちらも現役の珍しい赤文字トランス
前面にはやはりハンガー対応の4つのフックあり。
埼玉県草加市で発見!

旧型の20kVA動力用トランスの例
緑文字は赤文字よりも見かけることが極端に少ない。
埼玉県八潮市で発見

ハンガー吊りされる30kVA電灯用トランスの例
ハンガー自体は古いが変圧器自体は容量表示が青文字となっており、比較的最近のものとなる。
東京都品川区にて

旧型50kVA電灯用トランスの例
変圧器が落ちないよう縛りつけてある捕縛バンドも針金状のものを使っており、それなりに古い
埼玉県草加市にて

旧型75kVA電灯用トランスの例
神奈川県伊勢原市にて

100kVA動力用でダブルトランスの例
東京都武蔵村山市にて
マンションの引き込みで使われる都市型変圧器の例 容量:50+125kVA

無電柱化がされていない東京都心のオフィス街ではもう馴染みある都市型トランス!
その他に駅前や繁華街でも普及しており、マンションの引き込み用で使われることもたまにある。
ブッシングの形状や容量表示の位置はメーカーによって多少の違いあり。
400Vトランス

山奥で低圧配電線が長くなる場合は電圧降下が発生しないよう、少し高めの電圧にしている箇所がある。
そういった箇所では400Vトランスが使われることがある。
通常の変圧器とは違い、黄色のテープが本体に貼ってあるのが目印!
変圧器の取り付け方の種類(一部)
変圧器の取り付け方については、従来までは腕金によって作られた土台を作り、その上に変圧器を乗せたり
また、道幅が広い国道、都道沿い、街道沿いなどでは、腕金からハンガーを使って変圧器を吊り下げた方式(ハンガー装柱)も過去には普及していた。
昭和50年代に入ると、今度は丸型土台(初期はスケルトン)も登場し、やがて平成に入れば、変圧器の取り付け方法は、ほぼ丸型土台を使ったものが大半となっていた。
それに次いで、2003年頃からは、今度は土台を使わない新たな変圧器が登場したため、近年では土台やハンガーは使わず、直接取り付けるものが主流となっている。
昭和中期〜後期にかけて、かつて大通り沿いで大いに活躍したハンガー装柱の例

ハンガー装柱の例
ハンガー装柱は電灯を取り付けるのにもとても効率が良かった装柱だと思われる。
また、都電が走る大通りを中心によくあったようで、道路上に張り巡らされた都電の架線を避けるのにも、この装柱は最適だったようだ。
ところがこれも時代の流れなのか、現在、ハンガー装柱は絶滅寸前状態にあり、今は土台を使わない変圧器の取り付け方法が主流となっている。
絶滅寸前の状態であるのは、電力需要が増えたことや、新規格の変圧器が登場したことが挙げられる。
最も、東電管内のハンガー装柱で支持できる変圧器容量は30kVAまでと決まっているようだから、これが同管内でのハンガー装柱絶滅の最大の理由なのかもしれない。
変台(変圧器の土台)やハンガーは一切使わず変圧器を取り付けている最近の設備の例
コスト削減とはいえ、最近の設備は個性がなくなってきている。
今後はこういったものが増えていき、変圧器を取り付ける場合の基本形になると思われる。
変圧器の取り付け方の種類については、こちらを参照されたい。

電圧調整器
SVR:Step Voltage Regulator
長い配電線路となると、電気抵抗が発生し電圧降下が発生する。その対策として山中を通る山道や畑道の配電線路の途中に大型の変圧器があると思うが、それが電圧調整器になる。
この大型の変圧器を使い、元の電圧に調整するのがこの電圧調整器の目的となる。
広々とした畑道のど真ん中に取り付けられた電圧調整器の例
 
電圧調整器を取り付ける場合は一旦、2回線に分けられ、その片方の回線の両サイドに開閉器を挟み、電圧調整器を通す形となっているものを多く見かけるが、そうでないものも中にはある。
架台にもしっかりとSVR専用であることを示す表記が確認できる。
険しい山道を通る配電線路の途中に取り付けられた電圧調整器の例
撮影地:東京都奥多摩町
ご覧の通り、ここではCVTケーブルの方になるが、やはりここでも一旦2回線に分けた後、片方の回線に電圧調整器を入れているのがわかる。
 
山道の途中で、絶縁電線のままだと木々と接触してしまうから、ここではCVTケーブルで通して、一旦絶縁電線に戻したところで、電圧調整器に接続されているのがわかる。
そして、同じように、電路の両端には開閉器が取り付けられている。なお、片方は自動式開閉器を取り付けている。
ポールレグ(低圧用電圧調整器)
低圧配電線の電圧降下対策として取り付けられるものになるが、現在見かけることはほとんどない。
中東京変電所内にある保管庫で多数保管されている光景を確認したから、昔は結構あったのかもしれない。
ポールレグとはPole Regulatorの意だと思われる。直訳すると柱調整器となる。
つまり、低圧配電線用の電圧調整器であることがうかがえる。

調相設備
分路リアクトル
フェランチ効果対策として、2012年頃より確認している。
フェランチ効果とは、受電する側の電圧(受電端電圧)が送電する側の電圧(送電端電圧)よりも高くなる現象を示す。
通常は送電端電圧の方が、受電端電圧よりも電圧が高いのが普通であるが、昼間と夜間とでは大幅に電力使用量が違い
特に、高圧需要家(高圧6600V)との接続が多い工業団地の配電線路では、高圧需要家側に設置されている進相コンデンサーが負荷が少ない夜間でも力率を改善してしまうため、送電端電圧よりも受電端電圧の方が電圧が高くなってしまう。
結果、高圧需要家側の効率がよくなり過ぎて、電力会社側の配電線路に悪さをしてしまう。
その改善策として取り付けられているのが分路リアクトルになる。
分路リアクトルとは言わば、無効電力(何時までも消費されずに残り続ける無効の電力)が起因の電圧上昇を打ち消し、有効電力(完全に消費される電力)のみに改善する装置を示している。
分路リアクトルは並列にコイルが接続されている。
分路リアクトルが取り付けられた配電柱の例
上から順番に開閉器、保護開閉装置、分路リアクトル、分路リアクトルの左にある一番小さな箱が制御器といった構成になる。
一番大きなギザギザした放熱板が付いたトランスのような箱が分路リアクトル本体となる。
構成や種類は異なるが、このような装置は昭和の頃から実在していた。
当時は直列に配列したリアクトルと放電コイルを組み合わせたもので力率改善をしていた装置が存在していたようだ。
普及はどれほどしていたのかは不明

ケーブルヘッド(CH:Cable Head)

鉄道の線路や大きな幹線道路を超えたり、配電用変電所から高圧配電線を立ち上げたりするのには一旦地中ケーブルにする必要がある。
地中ケーブルから普通の絶縁電線、または絶縁電線から地中ケーブルに変換する端末をケーブルヘッドと言う。
ここで、配電用変電所からの立ち上がりの例として具体的に述べる。
東京電力管内では、送電線の引き下げ鉄塔や配電用変電所で電圧を6600Vに降圧した後、直接、架空電線のまま付近の配電柱まで持ってきて接続することは全くない。
変電所内で一旦CVTケーブルに変換をしてから、最寄の配電柱で電線仕様の高圧配電線路が立ち上がっているのが大半である。
ケーブルヘッドとは名の通り、ケーブル先端のことであり、ケーブルから電線に変換する端末を示す。
昔の古いケーブルヘッド
ケーブル端末の古くは、屋外終端箱なるものが存在していたが、今となってはこれは絶滅寸前状態にある。
また、これの次世代バージョンとして、終端箱を使わず、直接CVケーブルに変換するものが1980年代頃に一時期普及していたが
現在はこれも廃止され、後述に掲載のものが主流となっている。
古い屋外終端箱の特集についてはこちらを参照されたい。
屋外終端箱(旧式・耐塩型ケーブルヘッド)の例
主に昭和40年代に普及
 
屋外終端箱は箱付きのものと箱がないものがある。
元々、屋外終端箱は耐塩を考慮して作られたようであるから、塩害地域で見けることが多く、箱付きのものを見ることが多い。
箱なしで一回り大きいタイプ
昭和30年代前半頃に普及
 
因みに、昭和30年代前半はこれよりも一回り大きい箱なしの上記写真のものが多く実在していたようだ。
こちらは屋外終端箱を使わない1980年代に一時期普及した、一昔前のケーブルヘッドの例
雨水の混入を防ぐ水トリー防止の三角すい状の雨覆いがあるのが特徴
今のケーブルヘッド
今使われているケーブル端末は白のがい管があるものと、それがないものの2種類がある。
内陸部では白のがい管がないものが使われているが、塩害地域になると白のがい管があるものが主流となっている。
白のがい管があるのは恐らく、接続部を塩害から保護するのが目的かと思われる。
白いがい管があるものの例
主に塩害地域用
白いがい管がないものの例
主に内陸用

ライン・スペーサー
スペーサーは樹木を避ける箇所や高圧配電線、高圧引き込み線の分岐箇所等で使われる。
電線の間隔を狭めて、建物や樹木との接触を防ぐのが目的である。
木々を避けるため、高圧配電線に取り付けられたスペーサーの例
また、カーブをしながら高圧配電線を分岐することができるため、分岐箇所に配電柱を建てずに高圧配電線を分岐することができるというメリットがある。
これは現在でも、高圧引き込み線を分岐する箇所等で大いに活躍している。
高圧配電線の分岐箇所で使われるスペーサーの例
ライン・スペーサーの歴史
配電用のスペーサーの登場は古く、昭和40年代には既に都内で登場していた。
その当時の種類としては、絶縁性の高い合成樹脂製のものやプラスチック製のものがあった。
合成樹脂でできたスペーサーについては既に写真に収めることはできずにいたが、プラスチック製のものに関してはその様相を写真に収めることができた。
プラスチック製の古いライン・スペーサの例
昭和50年代頃に普及
がいしがついたライン・スペーサーの例
1990年代まで一時期普及
<<現在主流となっているライン・スペーサーの種類>>

再び小型化したものが登場
2000年に入ると、再びがいしをなくし小型化したものが登場した。
だが、古いものとは若干形状は違うようだ。
重塩害地域ではがいしはないが、大きいサイズのものも登場
さらに、重塩害地域では、2011年頃から、グレーのものが登場している。
棒型スペーサー
高圧配電線どうしが風で接触しないようにするのが目的である。
 
種類は従来までのものでは2種類確認している。特に左写真のようなものがこれまでに結構普及していた。右写真のものはほとんど見かけない。
近年ではこれに換わって、以下の写真のものが使われている。
近年はコスト削減、軽量化のためか、番線のようなものを使うことが増えている。
一部地域ではグレー系のものも新設で確認している。

<<その他>>
重塩害地区用の塩害対策品
防塩板
耐塩ピンがいしに取り付けられるグレーの防塩板
主に重塩害地域で使われ、神奈川県の川崎市や離島で確認できるようだ。
海風が強い重塩害地域で、耐塩ピンがいしの内部に塩分が溜まらぬよう対策を練っているものかと思われる。
配電線路の事故探査器
架空線用事故表示器用センサ
名前の如く、配電線路に異常電流などが発生し、故障した場合に備えて、伝えてくれるのがこの装置になる。

 

 

センサー自体はジャンパー線に設置されるのが基本である。このセンサーで現状の配電線の情報を読み取り、異状があれば下部にある制御器が赤く点灯し、地上から故障状況を読み取ることができる仕組みとなっている。
確認できる地域は決まっており、埼玉県で確認できることが多い。神奈川県や東京都、千葉県では全く確認できていない。
 
普及は1990年代まで
実は、これと同様の役目を持つものががいしでもある。それについてはこちらを参照されたい。
鳥害対策
カラスの巣避け対策
黒いパネル状のものを腕金に取り付け、カラスの営巣を防いでいるものや、1本の棒に針金を巻き付けたり、小さな棒を複数立てて営巣を防ぐものなど、営巣対策のものも数種類ある。
腕金、電線への止まり防止

 

鳥が止まらぬよう対策が練られたおびただしい数の防護管
こういったものを見かけることはほとんどない。これよりも電線に棒を立てたものが結構見つかる。

腕金や電線におびたたしい数の棒が立てられたもの
近年、電線に止まる鳥から住宅に干してある洗濯物や車、歩行者等に落としものが落ちる事例が発生していることから、電線に棒を立てるなどの対策が練られている。
この対策としては、防護管に小さな棒を立てたものを使ったり、腕金には小さな針金を立てたりするなどの対策が練られている。

参考文献:身近な電気のクエスチョン - 電気が家庭に届くまで

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